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森永卓郎が楽天ポイントを選んだ訳。魅力は「還元率の高さ」

コラム

「楽天経済圏」という言葉をご存じだろうか? 楽天の幅広いサービスを指し、これらを活用すると固定費などが割安になるうえ楽天ポイントも貯まり、お得に生活できるのだ。

 Tポイント(CCC)、WAONポイント(AEON)、nanacoポイント(セブン&アイHD)など、世は「ポイント経済圏」の戦国時代に突入しつつあるが、今回は20代にもおすすめの「楽天経済圏」の実態をプロの目で分析してもらった(※本記事内の情報は、8月13日時点のものです)。

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※イメージです

年収減少時代には経済圏の統一を

 コロナ禍の影響で景気が悪化し、年収減少を危ぶむ人も少なくないはず。「そんな厳しい時代だからこそ、経済圏を1つにまとめることは、資産防衛には必要不可欠」だと語るのは、『年収200万円でもたのしく暮らせます』(PHP新書)の著書もある、経済評論家の森永卓郎氏だ。

「『経済圏の統一は手続きが面倒』だという声も聞かれますが、その発想は本当にもったいない。日常生活で年収を2割上げるのは大変なことですが、経済圏をまとめれば2割程度の支出は簡単に削減できます。コロナで年収が100万円は下がる時代が続く以上、多少手間でも、支出を抑える工夫をすべきです

 そう語る森永氏も、実は4~5年前から楽天経済圏を利用する一人だという。

「私はリサーチのために、数々の経済圏を使用しています。なかでも、使用頻度が一番高いのは楽天ですね。惹かれるのは、やはりポイント還元率の高さです。

 楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを併用してSPUを上げた結果、『スーパーセール』や『お買い物マラソン』などのキャンペーンなどの条件が重なれば、私の場合、楽天市場での買い物は最大23%還元を受けられる状態です。ただ、これは私が特別ヘビーユーザーというわけではありません。普通の人でも10%還元くらいは、簡単に達成できると思います

“トカイナカ”を主軸とした生活

 なお、コロナ以降はテレワークなども増え、都心から1時間程度離れた、都会と田舎の間にある“トカイナカ”を主軸に生活しているという森永氏。楽天経済圏は、都会でないと便利に使いこなせないイメージがあるが、それについてはどうなのか。

「楽天モバイルの通話やポケットWi−Fiも問題ないですし、郊外はチェーン店が多くて楽天ペイを導入している店ばかりなので、外食も快適。田舎であっても何の問題もありません」

 年収200万円時代の今、楽天経済圏を容易な年収底上げのツールとして使わない手はない。

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自宅のある“トカイナカ”で、野菜作りに精を出す森永氏。「楽天ペイが使えないような高級店などは皆無なので、むしろ楽天生活が快適です」

【森永卓郎】
経済アナリスト。東京大学を卒業後、日本専売公社(現在の日本たばこ産業)などを経て、現在は獨協大学経済学部教授。テレビや雑誌などで活躍中。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

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