Z世代でも実践できる!車をお得に乗り換える方法
昨今、若者の車離れという言葉をよく耳にするようになってきました。若者が車に乗らなくなってきた理由は様々ありますが、その中でも”お金”に関する問題が大きいのではないでしょうか。毎月のローン支払い、駐車場代、保険代、ガソリン代など、毎月の出費負担が大きいという声はよく聞きます。
しかし、まだまだ車の人気は根強く若いうちから大きな車、速い車、カッコいい車など色々な車に乗りたいという方も多いと思います。私もカッコいい車に乗りたい、スポーツカーに乗りたい、マフラー音の良い車に乗りたいという車好きの1人です。
その車好きが高じて、大学院を中退し、車系のベンチャー企業に入社した私です。今回は、入社してから現在までに培ってきた、車の乗り換えに関する得する知識を伝授します!
リセールの良い車を選ぶ
まずリセールとはリセールバリューのことで、購入した車を売却する際の売却価格のことを指します。車を買ったときの金額と車を売るときの金額差が小さいほどリセールの良い車ということになります。
車は車種によって価格が下がりやすい車種、価格が下がりにくい車種が存在します。
例えばトヨタ ハリアーなどはリセールの良い車種で、新車購入後1年のリセール率は約95%。400万円で購入したハリアーを1年乗って売却しても380万円で売却できるという計算です。つまり1年=12ヶ月で20万円しか値下がりしていないので、月1.7万円でハリアーに乗れてしまうとも言えます。
一方で輸入車セダンなどリセールが悪い車種も存在し、例えばメルセデスベンツ Cクラスなどはその代表例です。今やメルセデスベンツ Cクラスは新車価格700万円を超える車種ですが、1年乗って売却すると500万円程度に値下がりしてしまいます。つまり、メルセデスベンツ Cクラスは月16.7万円の出費になってしまうとも言えるわけです。
車は資産です。車を購入するときは資産価値が高く価格の下がりにくいリセールの良い車種を選ぶことで、乗り換えコストを抑えた賢いカーライフを送ることができます。
値引き交渉をする
若い人は特に値引き交渉をしない傾向がありますが、本来車を購入する時は値引き交渉できることがほとんどです。新車、中古車問わず、値引き交渉をして車を購入することが賢くお得なカーライフを送ることに繋がります。
値引き交渉のコツとしては具体的な予算・希望金額を伝えて、その金額になったら購入するという明確な意思を示すことです。
または、他社で相見積もりを取って良い条件を引き出すという手も有効的です。値引き交渉に抵抗を感じる方も多いと思いますが、購入の意思を示した上での値引き交渉は販売営業マンからしても嬉しいことが多いですので、積極的にチャレンジしてみましょう。
売るときは最も高く売れる方法にチャレンジする
車の売却方法には様々な方法が存在します。
一般的な車の売却方法は、車購入時に下取りをしてもらう方法、買取専門業者に買い取ってもらう方法、個人売買といった方法があります。高く売れる方法を順番にすると 個人売買→買取専門業者による買取→下取り の順番になります。
ただし手間がかかるのも 個人売買→買取専門業者による買取→下取り の順番になります。とはいえ少しでもお得に車を乗り換えるためには、個人売買で売却することをおすすめします。
個人売買となると、どうやって買い手を探すのか、名義変更などの行政手続きはどうするか、ちゃんと入金されるのか、売った後のトラブルが怖いなどの不安があると思います。
最近では「カババ」のような安価な手数料で車の個人売買を仲介するサービスが広がってきており、そういったサービスを利用することで、手間なく・安心かつ安全に車を個人売買で高く売ることができるようになっています。
車は高額な買い物となりますが、賢く乗り換えることでお得に色々な車に乗ることができます。新車を乗り潰すよりお得に最新の車を乗り継ぐことが可能なんです。若い世代にも最新の車を乗り継いで素敵なカーライフを送っていただきたいです。
<TEXT/N・Y>
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販売価格の出典:
「グーネット カタログ」 「トヨタハリアー/メルセデスベンツCクラス新車価格」
リセール率の出典:
「Data Line PRO」集計期間:2023年02月17日〜2023年06月06日「トヨタハリアー 税込平均落札価格」(2022年式、走行距離1万km以下、評価点5点以上)
「Data Line PRO」集計期間:2022年12月17日〜2023年06月09日「メルセデスベンツCクラス 税込平均落札価格」(2022年式、走行距離1万km以下、評価点5点以上)
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