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“金の切れ目が縁の切れ目”。別れを決断した非モテ男子に舞い降りた奇跡

コラム

 季節は冬本番となり、人肌がますます恋しくなる今日この頃ですね。身も心も温めてくれるような存在が欲しいところですが、なかなかうまくいかないというのが世の常。今回は、恋愛は決して一筋縄ではいかないことを痛感させられたエピソードを紹介します。

小悪魔

※画像はイメージです

自称非モテ男子の恋愛事情

「僕は幼いころから中肉中背、そして非モテ男子という肩書きを背負いながらも胸を張って生活しています。食には誰よりも貪欲で、大好物は二郎系ラーメンです

 そう話すのは、保険会社の経理課に勤務している龍三さん(仮名・25歳)。笑顔を見せながら語りつつも、龍三さんは過去に忘れられない恋愛をしています。

「大学生の時に同じボランティアサークルだったRさん(24歳)という女性に一目惚れをしたんです。Rさんは精力的にボランティア活動する一方で、学内のミスコン2位にもなるという功績を残し、多くの人からあこがれのまなざしを受けていましたね」

一目惚れの相手と偶然の再会を果たし…

LINE

※画像は取材を元に編集部とライターにて作成(以下同じ)

 しかし、龍三さんの気持ちは届くことなく、2人は卒業。仕事にいそしむ日々を送る龍三さんでしたが、なんと昼休みのオフィス街で数人の女性とランチをするRさんを目撃することになります

「こんな偶然あるんだと思って、本能にあらがえず、その日からの昼休みはRさんの出没を期待して近隣のランチスポットを漁り始めました。そして、月曜日は決まって角にあるハンバーガーショップを利用していることを突き止めたのです。あまり堂々と話せることではないかもしれませんが……」

 嬉しさを抑えきれなかった龍三さんは、親友のTくんにLINEで今の現状を伝え、再会するための策略を相談することに。

偶然を装ってランチを終えたRさんに声がけをするというTくんの発案を実行し、なんと見事に成功しました。しかも、想像以上にコトが進んで、翌週には一緒にランチをすることもできました」

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