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ゴルフは“パー3”こそ一番頭を使え! “ワナの見極め”が攻略のカギ/三觜喜一

 教える側の経験則や主観で語られてきた既存の指導法とは一線を画す論理的なレッスンで、YouTubeチャンネル登録者数40万人とゴルファーから絶大な人気を誇るティーチングプロの三觜喜一氏。「自身の集大成」と位置付けるゴルフレッスン本『誰も知らなかったゴルフの教科書』が発売された。そんな彼が『週刊SPA!』で1年半に渡って繰り広げてきた“誌上レッスン”をここに公開!

三觜喜一氏(日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級)

三觜喜一氏(日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級)

Lesson72 パー3こそ一番頭を使え! 攻略のカギは“ワナの見極め”

【前回を参照】⇒Lesson71

 プロのコース戦略を学ぶ第8回。プロが攻略に一番頭を使うのが、パー3のショートホール。グリーンを外したプレーヤーにたくさんのワナが仕掛けられているからです。そのため、プロは打ってはいけないエリアを避けてピンを狙うのがセオリー。つまり、ピン位置が難しければあえてピンを狙わずグリーンセンターに打ちます。こうしてコース戦略のよしあしが如実に表れるのがパー3なんです。

 ということで、今回は大箱根カントリークラブの3番ホールを舞台に、ショートホールを確実にパーで上がる攻め方を考えます。

 まずチェックすべきはハザード。ここではティーイングエリアの右に池がありますが、ショットラインからは外れているので考えなくてOK。グリーン左手前のバンカーだけが気になります。

最悪の状況を避けてショットする能力がカギ

誰も知らなかったゴルフの真実

 次はグリーンに目を向けます。ピンは右サイド。ティーイングエリアから見ると、グリーンの右面より左面が多く目視できます(写真上「左サイドのバンカー」より「右サイドのラフ」を避ける!参照)。この視覚情報から、右から左に下りで、左サイドがやや受けていることがわかります。

 これらからジャッジできるのは、右サイドには外せないこと。右はピンが近く、なおかつ下り傾斜へのアプローチになるので寄せるのが難しい。また、グリーン奥からも下りなのでオーバーもしたくない。つまり、外しても許容できるのは手前から左サイドだけということになります。

 ここまできたら弾道をイメージしてクラブを選びます。比較的安全なのは左からのスライスでの攻め。バンカー方向に打ち出しますが、風が左からアゲンストなのでグリーンの上り傾斜に打っていけます。僕の場合、距離を考慮すると7番アイアン。バンカーに入ってもOKのつもりで打ちます。入れたくないですが、入っても受けグリーンに向かって適度な距離のバンカーショットになりパーセーブできる可能性が残るからです。

 ちなみに、フック系のボールが持ち球だとしたら、8番アイアンでティーイングエリアの右サイドからピンのやや右に打ち出します。この場合、グリーンの傾斜によりピンに絡めるのはかなり難しいので、グリーンセンターに乗れば大成功。左のバンカーに入ることまで想定しておきます。こうして、パー3では打つ前に状況を読み、最悪の状況を避けてショットする能力がカギを握るのです

【Lesson72 結論】
ハザードとグリーンを考慮し、打ってはいけないエリアをジャッジ

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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