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転職後に後悔する人の共通点は?まずは「平熱状態になること」が重要

キャリア

“転職するタイミング”について誰しも一度は考えたことがあるだろう。長く勤務したほうがスキルや経験が身につき、なにより「すぐに辞めない」という印象を持ってもらいやすい。そのため、転職したい気持ちを押し殺して日々業務にあたっている人は少なくない

転職イメージ

画像はイメージです(以下同じ)

 ただ、先日<「入社して3年辞めずに働かないと他所の会社でも使い物にならない」よりも「入社して10年辞めずに働いた結果他所の会社では使い物にならない」ような例の方が多いと思う>参照:炒飯氏)というツイートが共感を集めた。長く勤めることが必ずしも転職に有利に働くとは限らないのでは? という懸念は常について回る。

 そこで、「合わない会社の見切りのつけ方」について語ってもらった前回の記事に引き続き、『「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法』(‎サンマーク出版)の著者である退職学研究家の佐野創太氏@taishokugaku)に転職活動についてさらに掘り下げて聞いてみた。

【前回の記事】⇒「3年間は我慢して働け」は古い考え方か?すぐに転職すべき会社の特徴

1社で働き続ける価値はもっと見直されても良い

 1つの会社で10年間働いた人が使い物にならない……どうしてこのような残念なケースが起きるのか。解説してもらおう。

「日本企業の場合、年齢を重ねると現場から離れがちなので、顧客と直接触れる機会が減ります。一方、部下のマネジメントや教育、部門間の調整などの仕事が増えます。その結果、『社内にだけ精通している社員』になりやすいところがあります

 出世すればするほど、いちプレイヤーとして上げた成果が評価されなくなります。しかし、他部署や経営陣を動かして成果を上げるなど、『会社を動かす』ことが高く評価されるにようなるため、そこで培われるスキルはとても価値があります。こういった経験は1つの会社に長く勤務したことで身につくものであり、1社で働き続ける価値はもっと見直されても良いように感じます

ミスマッチが発生する原因は?

佐野創太

佐野創太氏

 では、具体的に転職するための方法論は? 「転職で『こんなはずじゃなかった……』とミスマッチが発生する原因は、『今の会社以外ならどこでもいい』という不満状態で行ったからです」と佐野氏は説明する。

「“高熱の時に冷静な判断ができない”とは誰もがわかっているのに、転職では冷静ではない状態でも意思決定をしてしまう人が一定数存在します。まずは、今の会社や人間関係について紙に書き、いったん胸の中のモヤモヤを吐き出しましょう。その上で『うちの会社もいいとこあるな』と落ち着いてから、転職活動を始めると良いでしょう。平熱状態になることが、転職活動の最初の一歩です

「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法

「会社辞めたい」ループから抜け出そう! 転職後も武器になる思考法

転職経験のあるなしにかかわらず、一度でも「このまま会社にい続けていいんだろうか……」と思ったことのある人に。転職して人生がうまくいく人と何も変わらない人の差について書かれた本

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