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結婚後になぜ性格が豹変する?夫婦円満になりにくい「社会構造」が

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円満になりにくい社会構造が

育児

 ただ、育児に参加しない男性を一方的に責めるのではなく、もっと広い視野を持つ必要も迫られる。

「OECD(経済協力開発機構)の男女別の有償労働、無償労働の時間を2020年に調査した結果によると、日本の男性は世界的に見ても無償労働、つまりは家事育児の割合が低い。とはいっても、“日本人男性は無償労働をしない怠け者”ということではありません。

 日本人男性は他国と比較して圧倒的に有償労働の時間が多い。要するに仕事に拘束されているために、無償労働にかける時間がないのです。今現在、長時間労働が常態化しているため、これでは結婚後、出産後に夫婦間の関係が悪化しやすい社会構造なのです」

 円満な家庭を増やすためにも、家事育児に対する考え方をアップデートすることはもちろん、長時間労働を見直すことも急務なように思える。パートナーだけでなく、働き方そのものにも意識を向けなければいけない。

<取材・文/望月悠木>

【根本直潔】
出会い方コンサルタント。1985年大阪府生まれ。32歳で外資系医療メーカーを退職して、脈ありの出会いを増やす「出会い方コンサルタント」として独立。大学3年のときに、好きな女性から振られた直後に言われた「もっとうまいやり方ないの?」がきっかけで恋愛の研究に没頭。人脈がない状態から「脈あり」の出会いを増やす方法を模索。約10年におよぶ「仮説」「実践」「検証」を経て、独自の恋愛ノウハウを確立する

フリーライター。主に政治経済、社会問題に関する記事の執筆を手がける。今、知るべき情報を多くの人に届けるため、日々活動を続けている
Twitter:@mochizukiyuuki

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