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通勤中の40秒で「脳を鍛えるトレーニング」元ボクシング世界王者が伝授する

コラム

 生活自体がルーティン化しがちなサラリーマン生活、刺激が少ない生活で、脳はどんどん“老化”していってしまう。

 さらに刺激がワンパターンだと脳は“慣れ”による「省エネモード」に突入、記憶力低下、アイデアが浮かばないなど仕事にも影響が出てしまう危険すらある。

脳トレ

 前回記事でも紹介した老化の予兆を甘く見ていると、事態を深刻化させることもあるが、トレーニングによって脳を活性化させる“脳活”で老化の進行を遅らせこともできる!

元ボクシング世界王者が推奨「視覚から脳を鍛える方法」

「視覚を鍛えることが脳の活性化につながります」。そう語るのは元ボクシング世界王者で、現在は自ら立ち上げた日本視覚能力トレーニング協会の代表理事を務める飯田覚士氏。視覚を鍛えれば、インプットされる情報量が増えて脳が刺激されるわけだが、そのために鍛えるべき「見る力」とは視力だけではない。

「動くものを目で捉え、入力された情報を脳で認識し、反応する。この一連の能力こそが視覚能力です。特に現代人はスマホやPCを一日に何時間も見つめ続け、『見る力』が非常に衰えやすい環境にある。

 ですが、裏を返せばトレーニングによる伸び代も大きいということ。そして、視覚能力は40代からでも十分に鍛えられます」

簡易版ビジョントレーニングに挑戦!

ランダムに配置されたA~Zまでのアルファベットを、順に目で追って捉えよう!<制限時間 40秒>

脳トレ

 上図のようにランダムに配置されたアルファベットを追うには、まず全体像を把握し、個々の対象へと視点を動かすことがポイント。

「こうした反復により、ビジネス面でもマルチタスクをこなせたり、段取りが良くなるなどの効果が期待できます。短時間で行えるので、仕事や通勤の合間に繰り返し、タイムを縮めていきましょう」

【飯田覚士】
元ボクシング世界王者。1969年生まれ。元WBA世界スーパーフライ級王者。日本視覚能力トレーニング協会を立ち上げ「見る力」の大切さを世に広めている

<取材・文/キンゾー 桜井恒二 高橋健太 辻野祐馬 藤村はるな>

― 脳を鍛える脳活ドリル ―