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石川県の「人気ラーメンチェーン」がタイ進出30周年。成功要因は“サイドメニュー”に

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一番人気は「トムヤムチャーシュー麺」

 ハチバン本社の担当者によると、1番人気の「トムヤムチャーシュー麺」に続き、2番人気は「ざるらーめん」だという。薬味は刻みネギ、大根おろし、ワサビ。冷えた麺を和風だしにつけて食べるとツルッとした喉ごしで、暑さでバテ気味の体が生き返る。

8番らーめん

ざるらーめん 98バーツ(約384円)

 同じく人気の冷麺は、中華麺の上にキュウリ、ゆで卵、ハム、チャーシュー、紅しょうが、ハチカマ、そしてマヨネーズがトッピングしてある。程よく酸味の効いたタレがさっぱりとしていて食欲をそそる。

8番らーめん

冷麺 110バーツ(約432円)

 タイ人の友人は、「タイでは冷たい麺料理が珍しいから、初めてハチバンの冷麺を食べたときはおいしくて感動したよ」と話す。

現地のニーズに合わせてサイドメニューを充実

 サイドメニューは餃子や唐揚げ、ポテトなどバリエーション豊富で、ハチカマ12枚の単品メニューまである。

8番らーめん

ハチカマ50バーツ(約195円)は子どもに人気。タイでは練り物が浸透している

 野菜がたっぷりのった優しい味わいの「ぱいたんらーめん」にハチカマ12枚を敷き詰めると、妙な贅沢感があった。

8番らーめん

ぱいたんらーめん 98バーツ(約384円)

タイ特有の“数種類の料理を少しづつ楽しみたい” というニーズに対応するため、日本よりサイドメニューを充実させています。一番人気は餃子で、次に唐揚げ、たこ焼きと続きます」

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