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ボールを上げる!ゴルフの最難度ショットで意識すべきコツ/三觜喜一

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「これ以上飛ばない打ち方は何か」で距離をコントロール

誰も知らなかったゴルフの真実

 このような打ち方では、距離を合わせるのはほぼ不可能。しかし、球を上げようと思った瞬間にトップするので、こうやってフェースをぶつけるように打つしかないんです。もっとも厄介な障害物に捕まらなければ御の字。グリーンをオーバーしてもいいつもりで、腹を括って臨まないとダメですね

 こうしたアプローチでポイントとなるのは「どれくらいフェースを開けば飛ばないのか」を知っておくこと。プロは「この打ち方ならこれ以上は飛ばない」というアドレス、スイングを知っているからこそ、こうした場面でも自信をもって強く打てる。アマチュアは怖いかもしれないけれど、練習で覚えるしかありません。

 つまり、アプローチは「これ以上飛ばない打ち方は何か」という逆転の発想から距離をコントロールしたほうが簡単なんです。常に強く打てれば、弱めることだけ考えればいいですから。

【Lesson57 結論】
“これ以上は飛ばない”打ち方から逆算することが、アプローチの極意

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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