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“憧れの女性上司”から「無理です」のLINE。失意のどん底から大逆転できた訳とは

コラム

意を決して真相を尋ねる

「好きな人に何かしてしまって避けられているかもしれない状況じゃ、仕事にも集中できないじゃないですか……せめて何が原因か聞いて謝りたいと思って、ドキドキしながらLINEで尋ねたんです」

 悶々とする日々が続き耐えかねた大志さんは、勇気を出してAさんにLINEを送りました。

「すぐに返信が来ましたが、『?』とだけ送られてきて、えっ?! と焦りました。そのあと無言が続いて、しばらくしてから『ごめんなさい!』と謝罪されました。聞いてみたら、なんとあのLINEはAさんの娘さんが勝手にスマホを触って誤送信したものだったらしいんですよ

LINE

 大志さんも詳しくは聞けなかったそうですが、Aさんはどうやらシングルマザーで娘さんのことを育てているとのことです。

失礼ながら勝手に独身だと決めつけていたので、まあ少しショックだったんですけどスッキリしました。失礼なこととかしてなかったんだなと思って……」

気がつけば二人の距離は急接近

 大志さんの悶々とした気持ちは解消され、今回の一件もあってか、LINEの会話も増えたそうです。

「何かそんな感じでAさんと仲が良くなりました。あと自分が子供好きなこともあって、なんと時々Aさんのお家にお邪魔して娘さんとも仲良くなったんですよ。娘さんの遊び相手になれたし、たまにAさんからプライベートな相談も受けるようになりまして……。Aさんのことを少しでも支えられる存在になれたみたいで嬉しかったですね」

 側から見れば、どこにでもいる仲良しファミリーという感じで、スケジュールが合えば3人で遊園地に行ったり、食事をしたりするようになった大志さんたち。一時は失意のどん底だった大志さんも、娘さんからのあの意味不明なLINEに感謝しつつ、Aさんとの今の関係に満足しているそうです。

<TEXT/ベルクちゃん>

愛犬ベルクちゃんと暮らすdigiart(デジアート)の担当者です。音楽心理学に基づいた「耳で飲むお薬®」をはじめ、メンタルヘルスに効果的な音声素材を独自のmeditone®テクノロジーで開発している会社です。心地良い睡眠、上質なリラクゼーションなど、心の弛緩をiOS・Androidアプリ向けに配信中。
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