bizSPA!フレッシュ

年収2億円を3年で達成した元中卒会社員が「ワクワクした感情」を重視するワケ

ビジネス

「即行動に移した経験」を考えてみる

水島翔

水島さんは仲間と楽しく働ける飲食店を経営するのが夢で、2021年にはキッチンカー「ザ・サンド・スイッチ」を始めた

 行動を起こす大切さはわかっていても、そこには大きなエネルギーが必要で、難しいことは誰もが痛感しているだろう。では、どうやって「第一歩」を踏み出せばいいのか? そのためには「ワクワクした感情」を利用すべきだと、水島さんはアドバイスする。

 たとえば次のように「居ても立ってもいられず即行動に移した経験」はないだろうか。

● 小さい頃、学校が終わり家に帰ると一晩中ゲームに夢中になっていた
● 友達や家族との旅行が決まり、すぐ行き先の情報やホテルをスマホで検索した
● 会社でやりたかったプロジェクトを任され、メンバー全員にキックオフミーティングの連絡をすぐにした
● 欲しい車ができネットで中古車の相場を調べたり、ホームページで車の仕様やオプションを調べた
● 引っ越しやマンションの購入を考え、物件情報を検索し、気に入った物件が見つかり、すぐに内見の申し込みをした
● 女の子とのデートが決まった瞬間、当日着ていく服を鏡の前でワクワクしながら選んだ

小さな成功体験が大きな変化に繋がる

「こんな感じで、すぐに行動に移した経験はきっと誰にもあると思います。なぜ行動に移すことができたのか。共通しているのは『ワクワクした気持ち』や『高ぶった感情』です。人は、感情が動いた瞬間に行動力がピークに達し、最も行動に移すことができるもの。だから、この行動の原動力となる『感情』をうまく利用することで、難しい“最初の一歩”を踏み出してほしいと思います

『今日から○○をしよう!』『△△をしたい!』と感情が高ぶったとき、小さいことでいいから何か行動を起こしてみてください。ネットで検索する、書店に行って本を買う、どんな小さなことでも構いません。そして、『検索した』『本を買った』という行動に移した自分を褒めてほしい。その小さな成功体験の積み重ねが、大きな変化につながりますから」

株式会社 好きなことで生きていく

株式会社 好きなことで生きていく

「好きなことで生きていく」ためのプロセスやマインド、知識、そして実際に行動に移すことで人生を大きく変えることのできる具体的な方法を詰め込んだ一冊

おすすめ記事