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コロナで仕事が休業状態に…28歳女性の月4.4万円で「身軽な旅暮らし」

暮らし

 近年、コロナ禍のテレワーク推奨で、住まいを転々としながら働くライフスタイル、「デジタルノマド」が増えている。そこで、都会・地方・海外でノマド暮らしを実践している方を取材。月20万円以下でできる自由な生活を実現しよう。今回は、住み放題サブスクで日本全国の宿を転々とするみさきさん(28歳)を取材した。

午前中に仕事を終え午後は周辺を観光。本州の都府県はほぼ制覇。好きな地域は海が近い広島・尾道だという

▼みさきさん(28歳)
ノマド歴:1年
職業:フリーライター&キャリアスクールのコーチ
月収:28万円
ライターの業務委託が18万円、キャリアコーチが5万円、外部の単発記事が5万円

コロナ禍で仕事が休業状態に…

 コロナ禍で大打撃を受けた観光産業。当時、旅行会社に勤めていたみさきさんも、仕事が休業状態に。将来の不安から退職したものの、旅行業には未練が残っていたという。

「コロナ禍で仕事が丸々1か月休みのときに、新しいスキルを身につけようと、キャリアスクールに通うように。晴れてフリーライターに転身しましたが、旅行業も諦めたくなかったし、移住生活に憧れもあった。そこで自分が旅暮らしを実践して、ライフスタイルや現地の雰囲気を発信していければと思い、ノマド暮らしを始めたんです」

ノマド暮らしのおかげで出費は抑えられた

ノマド

※画像はイメージ

 みさきさんがノマド暮らしを始めたのは2021年8月。空き家を活用した、月額4万4000円~の定額住み放題サービス「ADDress」を利用した。

「仕事が軌道に乗るまでは、貯金を取り崩しながらの生活だったので、光熱費込みで月額4万4000円は魅力的でした。おかげで毎月の支出は平均11万~12万円ほどに。ただ、共有部や部屋は自分たちで掃除しなければならないし、スキンケア商品や化粧品の用意は必須。

 田舎ではWi-Fiも中々繋がりにくいですし。また、ほかの会員とシェアハウスをしているような感覚なので、オンラインでの打ち合わせ時はかなり気を使いますね

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