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29歳女子が副業で始めた「開運グッズ販売」が、予想外の結末に…

マネー

「私が女子のための素敵なオルゴナイトを作る!」

 ますます本業が暇になるなか、池辺さんは気を紛らわせるために、オルゴナイトの魅力にさらにハマっていったそうです。

「芸能界は浮き沈みの激しい世界ですから、頑張って生きている女性たちにエールを送りたくなって。また、既存のオルゴナイトは、デザインもダサいし、女のコたちがお財布やバックにつけられる代物ではなかった。だから、『私が女子のための素敵なオルゴナイトを作る』って決めたんです(笑)」

 開運グッズの販売と聞くと怪しげなイメージもわきますが、彼女の場合、金儲けというより自分が好きで作っていた趣味の延長でスタートしたようです。

オルゴナイト

 最初は無我夢中だったという池辺さん。副業として成功させる自信がついたのは、あるイベントのオークションで彼女のオルゴナイトが完売したからでした。

「去年の4月に『魔女会』という女性起業家やモデル、女医、声楽家など、プロフェッショナルな女性たちが集うイベントでオルゴナイトを売ったんです。イベントの直前に行ったハワイの砂や、5つ葉のクローバーなどをパワーストーンと一緒に入れたオルゴナイトはオークションであっという間に完売したんです」

副業を成功させるためのコツは?

 その後も、婚活女子をターゲットにした商品を発売。こちらも反響は上々で、副業は今のところ大成功だそう。
 そんな池辺さんに、副業で成功を掴むコツを改めて聞いてみました。

「アメブロやホームページを立ち上げて広く一般から注文をもらうのも、メルマガ発行で顧客サービスやPRするのも、時間も労力もかかります。ただ良いものをつくるだけでなく、生業にするには、たゆまぬ努力と戦略が必要ですね」

 どんな副業でも、本業と同じぐらいに地道な努力をしなければ商売はできないということ。「副業で楽して稼ごう」という気持ちは捨てたほうがいいでしょう。

 今後は、アロマで施術してくれるセラピストとのコラボなど、池辺さんは可能な限りチャレンジするつもりだそうです。

<取材・文/夏目かをる イラスト/超ズボン>

コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。『週刊朝日』『日刊ゲンダイ』「DANRO」「現代ビジネス」などで執筆。Twitterは@kaworummoonrive

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