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「新聞配達で学費を稼いだ」“サウナ起業家”が語る、商売の原体験と目標

ビジネス

温浴施設の館内利用を増やしたい

サウナタイム

――最後に今後のサウナタイムパスの展開について、どのように考えていますか?

瀬尾:1番将来的にこうありたいなというのは、“ライフスタイルの変化”を仕掛けていきたい、ということです。例えば、僕は筋トレ好きの腰痛持ちなので、すぐ腰を痛めるんです。だからよくボディケアに行くんです。ただ、サウナタイムパスを作ってからは、外でボディケアにいくのではなく、温浴施設で行くようになりました。そういうライフスタイルに変わったんですよね。

 外で使っていたお金を温浴施設で使うっていうライフスタイルの変貌が起こると、もっとサウナが身近になりますし、温浴施設が儲かると思うんです。

 今、温泉施設は食事などの館内利用があまりされていなくて、サウナだけ入って帰る方が多いと聞くんです。もちろんそれでもいいのですが、温浴施設が儲かってもらわないと、経営難になってしまう。もちろんサウナタイムパスも立ち行きません(笑)。そういういろいろなジャンルの利用を促せるようなサービスを、どんどん仕掛けていきたいですね。

<取材・文/まなたろう>

【瀬尾圭太】
日本初サウナ専門口コミメディアサイトサウナタイム代表|サウナと水風呂と外気浴をこよなく愛する2児の父。サウナ・スパ健康アンバサダー、フィンランドサウナアンバサダー。
サウナタイム:HP
Twitter:@chieskta

多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。
Twitter:@kawamura_the3rd

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