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わんこそばがレーンで回転!“日本初”のセルフわんこそば店で限界に挑戦

暮らし

10分間で54杯食べるも早くも限界が

 テーブルにストップウォッチが備え付けられるため、時間を見ながら食べ進めることができる。店員曰く、男性は80~100杯、女性は60~80杯が平均とのことだ

くるくるわんこ

本当にそばが流れていた

 さすがに腹ペコだったため、開始直後は上々の滑り出し。4分ほどで20杯を食べた。一応、目標として「最低100杯」を掲げていたため、いちいち1杯取って食べることにテンポの悪さを覚え、より効率を求めるべく一気に1つのお椀に移して食べる作戦に変更

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10杯分をまとめてみると、これくらいの量

 やはり、作戦変更が功を奏したため、効率的に杯数を稼げた。そして、10分ちょっとが経過して、改めて何杯食べたか確認すると、想定を大幅に超えて54杯。不思議な高揚感を覚えつつも、残念ながら筆者のお腹はすでに限界を迎えつつあった。

 20分経過時には60杯と明らかにペースダウンして、ただただ目の前を流れるソバを眺める時間を送ることになった。ただ、同じタイミングで来店していた3人組の女性客もどうやら同じ心境だったらしく、お互いに苦笑いを浮かべ合い、妙な信頼関係が芽生えた。

くるくるわんこ

量にはブレがあるようだ

 残り10分に迫った時点では74杯。先ほどよりはペースが上がったように思える。実はそばの量はお椀によって結構まちまちであることに気付き、意図的にそばの量が少ないお椀ばかりを取っていたことが要因である。

手持ち無沙汰で途端に孤独を感じる

くるくるわんこ

最終的には85杯平らげた

 最終的には食べたのは85杯。食後はかなりの満腹感に襲われ、すぐに動くことは難しかった。最初は「40分なんて短くない?」と思っていたが、正直20分くらいが経過した時、手持ち無沙汰かつ孤独感が押し寄せてきたため、「もう帰ろうかな」という考えで何度も頭をよぎった。

 早々に心もお腹も満足したことは間違いないが、今度来店する際は誰かと一緒に来店したいものだ

 筆者と妙な親近感が芽生えた3人組の女性に食べ終わった後に話を聞いた。64杯食べた40代の女性は「すぐにお腹いっぱいになって時間をかなり持て余してしまった」と笑顔で話し、71杯食べた30代女性は「100杯はいけると思ったんだけど……」と残念そうではあったものの十分楽しんだ印象を受けた。

 60杯食べた20代女性は「店員さんがノリが良く終始楽しめた」と回答。思い思いに楽しさを見出しており、同店を“アミューズメント施設”として満喫したように感じ、それに加えて「やっぱり誰かと一緒のほうが楽しそうだな」と再確認した。

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