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「Google Chrome 69」がリリース!注目すべき変更点5つ

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5)セキュリティ関連の修正

セキュリティ

 今回のアップデートでは、セキュリティ関連で40件の脆弱性が修正されています。

 通信の内容が暗号化されるHTTPSを使ったWebページでは、上で紹介したようにアドレスバーの鍵マークがこれまでの緑色から灰色になり、「保護された通信」の文字が表示されなくなりました。

 ちなみに、通信が暗号化されないHTTPページに対しては、引き続き「保護されていない通信」の警告文字が灰色で表示されます。

 また、Adobe SystemsのFlash Playerを使ったコンテンツについては、Adobeは2020年末にFlashの開発および提供を終了するとのアナウンスを受けて、Chrome69からはブラウザを再起動するたび、各サイトごとに再生許可の設定が必要になります。

Chrome69にアップデートするには?

 Chrome69へのアップデート方法をご紹介します。

 Chromeを開き、[メニュー]→[ヘルプ]→[Google Chromeについて]を開くと最新版のチェックとアップデートが行われます。

 アップデートが完了したら、「再起動」をクリックしてブラウザを再起動するとChrome69が利用できるようになります。

 Chromeブラウザの公開から10周年の節目に当たる今回のアップデートでは、今まで以上にデスクトップとモバイルの壁を感じさせないデザインや、Googleのセキュリティに対する「デフォルトで何も表示のない状態こそ安全」という前提条件の反映など新しい印象を抱かせるものとなっています。

<TEXT/尾身宗一郎>

フリーライター。大学院を卒業後、大手メディア会社にてメディア運営やアドネットワーク運用などを担当。趣味は車。個人ブログ「bluexlab」を運営。

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