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野村周平28歳が語る、俳優としてのキャリア「売れてる人はちゃんとしてる」

暮らし

 俳優としてのキャリアを広げる一方で、BMXやスケートボードなど、多趣味で知られる野村周平さん(28)。車も趣味のひとつですが、公開中の主演映画『ALIVEHOON アライブフーン』では、eスポーツのレースゲームで日本一となり、解散の危機にあるドリフトチームにスカウトされる主人公の紘一を演じています。

野村周平

野村周平さん

 本作の監修は、ドリフトキングと称される元レーシングドライバーの土屋圭市さんが務め、現役のプロレーサーたちが実走して、CGを使わずに迫力のカースタントを実現させています。「車大好き」と話す野村さんに話を聞きました。

本作の車はピッチピチのギャル揃い

――本作ではeスポーツとドリフトレースでの撮影に挑戦されました。

野村周平(以下、野村):今回の紘一のような、人前で自分のことを発信しない内気なタイプの役柄は、以前演じさせていただいたことがあったのですが、eスポーツには自分自身が触れてこなかったので、そこが大変でしたね。ゲームだと実車と感覚が違うから。

――紘一はeスポーツから、実写のドリフトレースの世界に入っていきますが、野村さんはもともと車がお好きなんですよね。

野村:大好きです。この映画の中に出てくる車も全部好きですよ。車って、生き物なんですよね。乗らなかったらすねるし。オイルとか、いろんなものが劣化するし、問題が起きてくるんですよ。ずっと乗られていて、ちゃんと整備されている車は違いますからね。誰が見ても。今回は整備されまくっているビッチビチのギャル揃いですから。

プロの隣は安心感があった

アライブフーン

(C) 2022「アライブフーン」製作委員会

――では撮影現場も楽しかった?

野村:そりゃそうですよ。ピチピチギャルですから。おまけに今回は、紘一のレースカーの実走をしてくれた中村直樹さんとか、横井昌志さんとか、トッププロの方たちが実際にドリフトしてるんです。10代の頃からずっとドリフトをやってきて、本業とされている方たちですからね。やっぱり僕ら一般の人には分からないクレイジーさが備わってる。それとテクニック。クレイジーでかつ安全。すごいです。

――助手席に乗せてもらった感想は?

野村:僕はもともとドリフトも好きだったので、実際にレースを見たこともありました。イベントでドリフトカーに乗せてもらったこともありますし。でも今回ぐらいのスピードで走っているところに乗せてもらったのは初めてでした。本当に死と隣り合わせみたいな感じなんですけど、でも安心してました。

 僕を乗せているから、普段のテンションとも違うんでしょうけど。それに車自体もひっくり返っても死なないように作られてますし、安心感がありました。

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