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“借金200万男”と結婚した20代女性の後悔「倹約家だと思っていた」

コラム

交際半年で結婚に。しかし…

婚姻届 結婚

 交際してほどなくして佐藤さんも本気で結婚を意識するようになったそうです。そして意外に早く願望が叶うことになりますが……。

私の結婚したいオーラを察したのか、付き合って半年でプロポーズされました。彼以上の人は見つからないだろうなと思い、受けることに。いま思えばもっと考えるべきだったと反省しています。デートしているときからお金に細かいというかセコいところがあって、当初は倹約家で一緒にしっかりとした家庭を築けそうだなと考えていたのですが……」

 どこか引っかかるところがあったものの、お互いの価値観の違いくらいに考えていたという佐藤さん。しかし、現在に至るまでの伏線がいくつかありました。

「お互いの両親にも会って、結婚の準備を進めたのですが、結婚式は挙げませんでした。彼の地元は大阪だったのですが、コロナ禍で親戚を東京に呼ぶわけにもいかないという話になったんです。私もとにかく結婚さえできればよかったので、式やドレスにこだわりはありませんでしたから

預貯金ゼロ。彼の通帳を見て驚愕!

 今後の貯金なども考えて、「結婚指輪も10万円くらいのものでいいか」と言われた佐藤さんは特にごねることなく「いいよ」と了承したそうです。2人の結婚生活は、彼の家で始めることになりました。幸せな生活もつかの間、たまたま彼の通帳を見てしまったことで事態は急変します。

「探しものをしている時に、偶然彼の通帳を発見したんです。夫婦ですし、何の気なしに開いたら、なんと残高がゼロ円。はじめは、通帳を何個か持っているのかと思いましたが、記載を見ると給料も振り込まれているメインの口座でした。さすがにおかしいと思い、部屋を探したら、彼のカバンからキャッシングローンなどの明細が出てきたんです

 なかには限度額までローンを借りている明細もあり、佐藤さんはすぐに彼を問い詰めたようです。

「実は、わたしと付き合う半年くらい前から、オンラインカジノや競馬にハマっていたようです。コロナ禍でテレワークが多くなって、ついついスマホでできるギャンブルを見つけてハマったとか」

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