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「入社1年目から優秀な人」が押さえている2つの“仕事のポイント”

ビジネス

 優秀な社員とそうでない社員の差はどこにあるのか。入社1年目から頭ひとつ抜き出ている社員は何が違うのか。これまで多くの若手社員を育成してきた経験を持つ木部智之氏は、そのひとつの答えとして「スピード感」と「クオリティ」のバランスを上げる

悩む ビジネスマン

画像はイメージです(以下同じ)

 今回は、最年少でパナソニック システムソリューションズ ジャパン執行役員に就任した木部智之氏が一生役立つ仕事の基本を紹介した著書『入社1年目のビジネススキル大全』(三笠書房)から、「時間管理」にかかわるパートを一部抜粋、再構成してお届けする。

仕事は「より早く」処理し、「より多く」こなすが正解

 学校教育を受けてきた私たちは、高い点数を取ることにこそ価値があり、1点でも高い点数を取るようにと努力を重ねてきました。しかし、ビジネスの世界では必ずしもそれが正解とは限りません。むしろ、100点をめざしてはいけない場合がほとんどです

 例えば、先輩に頼まれた「○○を調査して、結果をまとめる」という仕事があったとします。それを、10ページにわたってしっかりとしたパワーポイントにまとめたとしても、先輩にとっては簡単なメモ程度でよかったのだとしたら、その労力と時間は完全にムダです

 つまり、同じ仕事であれば早く終わるほうがよく、同じ時間であれば多くの仕事ができるほうがいい。そのためには、80点でいい仕事は80点で仕上げ、さっさと次の仕事に移るようにしましょう。

 一般に、80点の仕事を100点に引き上げようとするのは、60点を80点にする10倍の労力と時間がかかるといわれています。求められているレベルが80点でいいのであれば、その10倍もの時間は丸々ムダということ。その時間は、ほかの仕事に振り向けたほうがいいのです。

仕事に着手する前に、相手の期待値を確認

入社1年目のビジネススキル大全

100点をめざして10倍かかった時間は丸々ムダになってしまう

 ただし注意点は、その点数は相手が決める、ということ。自分で60点でいいだろう、と思っても実は80点を求められていた、ということもあり得ます。逆のケースもあるでしょう。そのようなギャップがないようにするためには、仕事に着手する前に点数(=相手の期待値)を確認するのです。点数を確認するといっても、「何点の資料がいいですか?」と聞くのでは、意味のない会話になります。アウトプットのレベルをすり合わせられるような、具体的な聞き方をしましょう

 例えば、次のように質問します。

・メモレベルの報告で大丈夫ですか?
・3ページくらいでまとめるイメージで合っていますか?
・社内向けの資料ですか? お客様へのお客様へのお客様への説明資料ですか?

 このように、アウトプットのレベル感を最初に確認しておけば、不必要な時間を費やすことは少なくなります。

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