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「入社1年目から優秀な人」が押さえている2つの“仕事のポイント”

ビジネス

「クリティカル・パス」は短く「ボトルネック」は効率的に

 この考え方は、ふだんの仕事でもとても役に立ちます。1人でやる仕事でもチームで行う仕事でも、分解すれば仕事はいくつもの工程から成り立っています。仕事の段取りをするときに、クリティカル・パスを短くできないかと考え、ボトルネックとなる作業は遅れないように効率化し、最短で仕事を終えられるようにします。

 例として、会議に向けた資料の準備で説明しましょう。仕事の工程としては、次の4つがあります。

・資料作成
・Q&A準備
・資料印刷(20部)
・会議

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一人でやる仕事もチームで行う仕事も、いくつもの工程から成り立っている

 これを上から順番に実施すると決して効率が良いとは言えないでしょう。しかし、印刷という工程は、コピー機にセットすれば後は自動でできるので、その間にQ&A準備をすることができます。

仕事は「点」ではなく「線」で見る

 このように、クリティカル・パスを短くすると、準備全体にかかる時間を短くすることができます。ポイントは、並行してできる作業を見つけて、同時並行で処理することです

 また、資料作成という工程に一番時間がかかり、この仕事が終わらないと後続のQ&A準備や印刷ができないのであれば、このタスクがボトルネックになっています。であれば、早めに資料作成に着手したり、これを同僚に手伝ってもらうなどして、その後の工程が遅れないように段取るのです。

 クリティカル・パスとボトルネックという考え方は、多くのビジネスシーンで使えます。この考え方を頭にインプットして、ふだんから仕事を点ではなく、線(つながり)で見るように訓練しましょう。どの工程を改善すれば時間短縮につながるか、という視点を持ち続けることで、仕事はどんどん速くなっていきます

<TEXT/パナソニック コネクト GSOLカンパニー役員 木部智之>

パナソニック コネクト GSOLカンパニー役員。横浜国立大学大学院環境情報学府工学研究科 修了後、2002年に日本IBMに入社。2018年よりパナソニックのソリューションビジネスの立ち上げに従事し、2020年に最年少でパナソニック システムソリューションズ ジャパン執行役員に就任。プロジェクト現場に従事する傍ら、人材育成にも力を注ぎ、社内外でビジネススキルに関する研修やセミナーを実施

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