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ドンキホーテ「2000円黒パンツ」は“本当に値段相応”なのか?プロがジャッジ

暮らし

ローファーに合わせるのが正解か

 足元の印象は、パンツと靴で決まります。特にスリムストレート系のパンツを履く際には、足首をスッキリと見せたいところです。これは、ファッション誌でよく見かける、いわゆる「3首理論」ですが、「色褪せ知らずの黒ストレートパンツ」をキレイに履きこなすには、合わせる靴がターニングポイントになるのです

色褪せ知らずの黒ストレートパンツ

スニーカーに合わせると、ちょっと野暮ったい

 たとえば、スニーカーに合わせると、一見、ちょうど良い丈感に見えます。しかし、足首が隠れてしまうため、若干野暮ったい印象になってしまいます

色褪せ知らずの黒ストレートパンツ

ローファーのほうがスッキリと見える

 その一方、ボリュームがないローファーでは、足首が見えていることもあってよりスッキリ見えます

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 ドンキPBの黒パンは、適度なスリムストレートのジャスト丈が秀逸でした。昨今主流のワイドパンツは、世代によって躊躇あるかもしれませんが、このシルエットであれば、世代を選ばずキレイ目に見えるでしょう。ただし、高級感を重視する人には向いていません。「黒パン=脇役アイテム」と捉える人なら買って良いかも……と最後に付け加えておきます。

<TEXT/服のコンサルタント 森井良行>

株式会社エレガントカジュアル代表取締役。’79年 千葉県出身。のべ4600人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント。公式サイト「エレカジ」、著書『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』が発売中。YouTubeは「モテるファッションちゃんねる
Twitter:@elegant_casual

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38歳からのビジネスコーデ図鑑

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