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親友から「本当にすまない」とLINEが…さらに土下座するも許してしまった訳とは

コラム

 人生においてはどんな出会いも一期一会。恋愛でも友情でもお互いに尊敬し合い、誠実に向き合わなければ長続きはしません。今回は、ひとつの出会いをきっかけに友情を深めたエピソードを紹介します。

スマホ 男性

※画像はイメージです

夢に向かって邁進する親友

「僕たちは昔からずっと一緒に育ってきました。長い付き合いですから、喧嘩も多かったけれど、それも含めて信頼しているというか」

 康平さん(仮名)は27歳で、区役所に勤めています。勤務態度は至って真面目で、遅刻や欠勤などで迷惑をかけることもなく、大きな怪我や病気もなく、特別責め立てられるような大きな失敗もなく安定した日々を過ごしていました。

 康平さんの幼馴染の大親友、謙一さん(仮名)は画家を目指しながら昼間はアルバイトで生活の糧を得ています。その道に進むことを決めた時には、親兄弟や友人にヒドく心配され、時には強い言葉で阻まれもしました。しかし、不安定ながらも夢に向かって邁進する親友を、康平さんは尊敬し、応援していました。2人の間には、確かな友情がありました。

親友からの紹介での出会い

「なんか、日々の潤い? みたいなのが足りなくてさ。彼女とかいたらなんかまた違ってくるのかな~」。ある日のLINEでの近況報告で、康平さんは何気なく彼女が欲しいという相談をしたそうです。

LINE

※画像は取材を元に編集部とライターにて作成(以下同じ)

「謙一は絵という夢中になれるものがあるけれど、特に趣味がない僕は、休日になると時間を持て余し気味になっていたのもありました」

 そう語る康平さん。それを心配した謙一さんは、親友の幸せのためにと、バイト先のお店で働いてる同僚S子さんを紹介することに。早速LINEでS子さんに打診すると、彼女もすぐに快諾してくれました。

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