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「突然38度の発熱が…」コロナ感染した会社員、11日間の療養記

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 もしもあなたが突然、新型コロナウイルスに感染したらどうなるのか。今回は、新型コロナウイルスに感染した大阪在住の会社員ライターのもぐお氏@msmghhkk_555)が、自身の体験をもとにしたコロナ療養記を紹介。記録は、東京都の新規感染者数が初めて1万1000人を突破した1月22日の翌23日からスタートする。

病院 男性

※イメージです

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1月23日(日):心当たりのない急な発熱

 急な発熱だった。1月23日(日)午後2時に少し体がだるく、喉に違和感があるなと思い熱を測ったところ、37.4℃を表示していた。症状から考えるに新型コロナウイルスに感染したと考えたほうがよいと思った。正直心当たりがなかった。

 確かに前日は大阪市内でも多くの人が行き来する梅田に行ったが、複数人で飲食したわけではないし、20日と21日は在宅勤務だったので外に出たのは家の近くで買い物や外食をしたときだけだった。

 次第に倦怠感が増し、夕方に再度検温すると、38.0℃まで上昇していた。これは感染にリーチが罹った。いや、ビンゴの例えで使う「かかる」は多分「掛かる」だ。そんな冗談を言えるのは快調になった今だから言えるのであって、このときは本当にしんどかった。

 幸い常備薬のイブプロフェンがあったのでその日の夕飯後に服用し、早めに寝ることにした。翌朝どうなるかわからなかったので、その日のうちに上司に連絡した。

24日(月):10分前に病院到着して後悔

 早々に発熱外来とPCR検査を受けに行くことにした。朝から発熱外来をしている病院に電話をかけ続けた。病院に繋がって、担当者と会話できたのは午前10時だった。およそ1時間以上電話し続けていたのだ。病院には11時30分から予約し、10分程前に到着。

 病院の中に入ることはできないので、寒い中、外で待たなければいけない。10分前行動とかせずに予約時間ギリギリでの行動を心がけるべきだった。診察と検査はテントの中で実施。ヒーターが椅子の横にあるとはいえ外から冷たい空気が入ってくる。

 防護服とフェイスシールド、マスクを付けた先生の診察後PCR検査を実施した。僕が実施したPCR検査は唾液を試験管のような容器に入れる方法だったため、鼻の痛みを伴うものではなかった。検査結果は2日かかると言われた。オミクロン株の流行で混みあっているとのこと。大流行している状況では仕方がない。診察後は処方箋をもらった。薬は4種類処方された

カロナール

処方された薬(の一部。カロナールしか残ってない)

◆処方された薬
・カロナール(解熱剤)
・デキストロメトルファン臭化水素酸塩錠(咳止め)
・アンブロキソール塩酸塩錠(痰を出しやすくする)
・トラネキサム酸カプセル(喉の炎症止め)

 病院から帰宅後は横になっていた。横になっても倦怠感が抜けないため検温すると、37.4℃の発熱があった。鼻づまりがヒドく、それに伴い頭痛もヒドくなってきたため、夕飯後の薬の服用ではカロナールも飲んだ。回復してくれると信じて眠りについた。

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