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「突然38度の発熱が…」コロナ感染した会社員、11日間の療養記

ビジネス

28日(金):職場のオンライン会議に出席

ベッド

療養中に寝ていた自宅のベッド

 前日も体調はかなり回復していたが、さらに回復した。オンラインで社内の会議にも出席できるようになった。会議のときに自分がどのような症状が出てどのように落ち着いたかを簡単に説明した。感染した心当たりがないことを話して注意喚起をした。

 咳だけは相変わらず出るのだが、鼻詰まりは解消したため、後は療養解除を待つだけだ。そして忘れかけていたが、この日も保健所からの電話連絡がなかった。さすがにこのままでは不安なので私から保健所に直接電話をかけた

 すると「今、順番に感染者に電話をかけているためもう少々お待ち下さい」と言われた。待っている間に療養期間が終了しそうだ。体調も味覚も戻って美味いものが食べたくなったため、夜はウーバーイーツでスシローのテイクアウトを頼んだ。

29日(土):ようやく保健所から電話。しかし…

 熱も平熱で体調は良好かと思いきや、今度は咳がひどくなってきた。しゃべろうとするとむせてしまうのでもどかしい。普通に風邪を引いたときでも咳は治りにくいので、新型コロナウイルスも同じなのだと感じた。療養解除しても全快までは長期化するのだろうなと覚悟を決めた。

 症状も移り変わっているなか、相変わらず保健所から連絡はこないなと思っていたら、18時過ぎに電話連絡があった。住所と生年月日を確認されたあと、発症から当日までの体調の変化を聞かれた。「毎日HER-SYSに健康観察入力しているから確認してくれよ」と思いながらも電話で会話した。健康状態の報告が終わると、ホテルでの療養を勧められた。

 いやいや今さら何を言っているのだよ。あと4日で療養解除になるというのに、荷造りしてホテルで療養する方が手間かかるだろ。もっと早く言ってもらえたらホテルで療養したのに。という愚痴をこぼすのもおこがましいぐらい保健所は忙しいので、文句は言えない。療養解除日は2月2日(水)と伝えられた。それまでおとなしく療養しようと改めて決心した。

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