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いよいよM-1グランプリ決勝戦。優勝予想と注目の若手を総チェック

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M-1史上初の50代ファイナリストも

 インディアンスも同じく3年連続ファイナリストである。昨年は敗者復活で勝ち上がり、そしてトップバッターというプレッシャーの中大会を大いに盛り上げてくれた。敗退が決まった際の暫定席にて「また来年~!」と明るく締めてくれたが、言葉通り、今年はストレートでの出場となった。

 錦鯉は2年連続のファイナリストとなった。ボケの長谷川雅紀はM-1史上初の50代ファイナリストとなり、またラストイヤーは56歳というから驚きだ。露出も増え、キャラクターが認知された中での決勝戦では大ハネするかもしれない。

 そして、3年ぶりにファイナリストに返り咲いたのがゆにばーすである。ツッコミの川瀬名人は「M-1を優勝したら引退する」とかねてより公言しており、また一歩引退に近づいた。今年こそ、華々しく引退してほしい。

結成12年目コンビと関西の新生に注目

 さてここからは、決勝戦の予想をしようと思う。個人的な本命は「モグライダー」だ。準々決勝の東京日程を観戦したが、2日間通して息ができなくなるくらい笑ったコンビである。以前より劇場で漫才を見る機会はあったが、今年は特に力の入り方が違うと確信した。

 前年度までももちろん面白かったが、今年はさらに1段階上に行った印象を受ける。所属事務所のマセキ芸能社からのファイナリストはナイツ以来ということで、審査員の塙宣之の評価も気になるところだ。

オズワルド

オズワルド。優勝に向け気合十分

 対抗となるのは「オズワルド」と予想する。毎年強豪がひしめき合う中、敗者復活戦を経験せずストレートで決勝へと3年連続駒を進めており、その実力は折り紙付きである。昨年は審査員の松本人志とオール巨人からそれぞれ真反対のアドバイスを受け困惑していたが、この課題がクリアできていたとしたら、本命に挙げたモグライダーを制することも容易いのではないか。メディア露出も増えてきており、沢山の追い風が吹いていることだろう。

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