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洗濯洗剤が100g=88円。ローソンの「日用品の量り売り」担当者に意図を聞く

ビジネス

 コンビニの進化は留まることを知らない。本格的なコーヒーやドーナツがお手軽な値段で楽しめたり、ドラマとのコラボ商品が販売されたりと年々存在感を増している。そんななか、株式会社ローソンはシャンプーや洗剤など、日用品の量り売りをローソン千駄木不忍通店にて、12月1日より開始した

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ローソン千駄木不忍通店

 食べ物の量り売りを利用したことはあっても、日用品の量り売りを目にしたことはほとんどないのではないだろうか。株式会社ローソン ナチュラルローソン部 鷲頭裕子氏に話を聞いてみた。

洗濯洗剤が100gあたり88円

 気になるラインナップと値段(いずれも100gあたり)だが、ハンドソープ(199円)、ボディソープ(211円)、シャンプー(278円)、コンディショナー(297円)、食器用洗剤(77円)、洗濯洗剤(88円)、柔軟剤(121円)、デリケート洗剤(99円)の8種類である(取材時12月時点)。

 鷲頭氏によると「通常商品を購入した場合より2~3割お得」だそうだ。

「当初、購入者層として想定していたのは20~50代の女性です。実際に、購入者の約8割が女性で、なかでも40~50代の女性のお客様からご好評をいただいています。特に売れているのはシャンプー、洗濯洗剤、そしてコンディショナーです。先行しているナチュラルローソン一部店舗では、ナッツなどの量り売り食品が30代男性にもお買い上げいただいております」(鷲頭氏)

マイボトルを持参してもいい

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量り売りコーナー

 量り売りコーナーに、無料で空のボトルの用意がされているが、自宅からマイボトルを持参してもいいそうだ。量り売りの手順としては、まずマイボトル、または無料ボトルの重量を専用の秤で計測する。次に、商品タンクから必要な量を充填する。その後、秤で重量を計測し、専用シールを発行し、容器に貼り付けレジにて精算というかたちとなる。

 お酒のつまみにナッツなどを買う人が多いようだが、確かに、自分で買う量を調節できるとなれば選択肢のひとつとしては良いかもしれない。

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