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5万円以下で買える銘柄も…「地方のお宝株」6選。地銀、ホテルetc.

コラム

佐々木氏注目!ご当地銘柄

※株価は12月16日時点。個別銘柄を推奨するものではありません。

■ 九電工〈1959〉
・現在価格:3625円
・最低購入価格:36万2500円
・時価総額:2569億円

長崎県のメガソーラー事業は、県内の全世帯の3分の1近くをまかなえる発電量。コロナ後の工事需要の回復も見込めそうだ

■ 薬王堂ホールディングス〈7679〉
・現在価格:2273円
・最低購入価格:22万7300円
・時価総額:449億円

東北地方限定のドラッグチェーン。顔写真をAIで肌診断をして、おすすめのコスメ商品を提案するサービスが女性に人気

■ アンビスホールディングス〈7071〉
・現在価格:1万2140円
・最低購入価格:119万6000円
・時価総額:2948億万円

2021年6月末時点で41施設(定員1925人)を運営。新規施設の開設に加え、低年齢患者を含めた利用対象者層の拡大も狙う

アフターコロナで回復の兆し、地方の飲食業

神戸

神戸の街並み

 コロナという難局面を乗り切れた企業には残存者利益という恩恵に与れると指摘するのが、経済アナリストの馬渕磨理子氏

「ようやく底打ちしたので、これから生き残った企業が上がってくるとみています。女性下着の訪問販売が主力のシャルレ(兵庫県神戸市)のように業績の黒字転換でストップ高を記録している企業があります」

 年明け以降にはGo To事業の再開が予定されるなか、馬渕氏が目をつけるのが寿スピリッツ(鳥取県米子市)。地元だけでなく北海道や九州などの銘菓・土産品を製造、全国販売や中国などへの輸出も手がけている。コロナで大打撃を受けたが、消費者の人気は衰えず、業績回復の兆しがある。

「一時赤字に転落するも、今期の見通しは黒字。伸び具合はまだ弱いけれど、『戻る』とみて買いに出ている投資家もいます」(馬渕氏)

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