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「コロナの時こそ客に会え」利益優先の古い会社に見切りをつけた25歳女性

コラム

コロナ禍で見えた会社の行く末

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 その後、オンライン上で転職活動を行い、同じIT系の会社に転職した高橋さん。後になって友人に前職のヤバさを伝えると、みんな口を揃えて「ありえない会社だ」と言っているとか。

「普通に過ごしていたら良くないところに気づけなかったと思います。コロナ禍に限らず変化し続けている世の中に対し、どれだけ柔軟に対応できる会社に所属しているかで将来も変わってくると思います。あの会社に未来が無いと気づけたのは、このご時世だったからこそでした」

 凝り固まった思考が変わらない旧態依然とした企業は、いつか必ず世の中から遅れをとっていくもの。それは個々人も会社も同じであり、高橋さんと同じく見切りをつけることになった人はこの2年弱で少なくないのではないでしょうか。

<TEXT/萩ゆう イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

-[辞めてわかった、あの会社のヤバさ]-

住むところは中国地方や関西など、全国各地を転々と暮らすWebライター。温泉メディア、女性メディアなどで執筆中。特技はマラソンでフルマラソン3時間ギリの記録をもつ

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