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出社したらオフィス消失!怪しすぎるパソコン教室で働いた25歳女性の嘆き

コラム

 一度就職してしまうと、辞める決断をするのも勇気がいるものです。専門学校を卒業後、入社したデザイン会社がブラック企業だったという康子さん(仮名・25歳)。転職活動のつなぎとして働き始めた企業で、驚くような出来事に遭遇します。

ブラック企業

※画像はイメージです(以下同じ)

ブラック企業から、ラクそうな受付業務へ

「とにかく、最初に入社した企業が、残業代を払いたくなかったため、終業時間が来たら一度、タイムカードを押してから、また残業を始めるようなブラック企業だったんです。3年くらいは修行のためと思って続けましたが、24歳のときに退社しました」

 デザイン業界や、映像業界などのクリエイティブ系だったというその職場。技術を身に着ける前に体を壊してしまったら、元も子もありません。

「次はきちんとした企業に就職したいと思い、転職活動のつなぎとして、短期間だけ英会話とパソコンスクールで受付業務をしていました。簡単な履歴書だけで連絡が来て、面接を受けると『いつから働けますか? 』と、すぐに仕事が決まったので、ちょっと怪しいかもとは思ったのですが……

だんだんと違和感が…

繁華街

 働いていたビルは、繁華街のオフィスビルにあったそうです。

「習いに来ている人も、フリーターの若い女性や、年配の人や、なんだか一貫性がないんです。どうやら街中で『パソコンを教えてあげます』と勧誘して、オフィス内で“勧誘室”と呼ばれている部屋で、ベテランスタッフによって入会の勧誘が行われるというスタイルでした。怪しいなあと思いながらも、受付のみんなは見て見ぬ振りでした」

 康子さんは、スクールで学べる内容についてもおかしいなあと感じたそうです。

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