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賃貸vs持ち家、どっちが幸せ?20代が知っておきたいポイント3つ

 みなさんは、“持ち家派”ですか? それとも“賃貸派”ですか?

ビジネスマンとシーソーに乗っている住宅模型

※画像はイメージです(以下、同じ)

 若干古い調査ですが、内閣府の「住生活に関する世論調査」(平成27年10月)では、持ち家派と賃貸派の割合に関する世論調査が発表されています。

 これによると、今住宅を持っている・相続できる住宅があるかどうかにかかわらず、住宅の所有についてどう考えるか聞いたところ、「所有したい」とする者(以降、“持ち家派”)の割合が74.9%、「所有する必要はない」とする者(以降、“賃貸派”)の割合が16.5%、「どちらでもよい」と答えた者の割合が7.8%という割合になりました。

 これは平成16年の調査に比べると、持ち家派の割合が4%低下し、賃貸派は4%増えており、賃貸派が増加傾向にあることがわかります

 ちなみに賃貸派は30代と60~70代に多いとのこと。20代は家の所有に対して、まだ実感がわかないからなのでしょうか。「どちらでもよい」の回答割合が31.4%と高く、他の年代を大きく引き離していました。

徐々に浸透している「一生賃貸派」

ワンルームに住む男性

 16年前に作家の橘玲氏は著書『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』の中で「日本は持ち家信仰が当たり前だが、持ち家・賃貸に優劣は無く、移動の自由が低くなるだけだ」と主張(※1)して、当時の多感な大学生~新社会人は多大な影響を受けました。というより、私もその一人です。

 また最近、ホリエモンこと堀江貴文氏が「家族! 家! 自動車! 結婚! 人生の4大コストを大幅にカットすれば、好きなことにも挑みやすい!」と豪語していて(『属さない勇気 まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」生き方改革』より)、私は彼の“4大コスト”という考え方には全く同感できないのですが、Twitterの反応を見る限り若者から一定の支持があるように見えます。

 一生賃貸派は、それなりに浸透している、といっても過言ではないでしょう。

 これといった資産を持たないで上京してきた20代サラリーマンとなると、不動産屋で見る東京の家の価格の高さにビビってしまい、これではとても将来家を買えない、一生賃貸でもいいやと思う人たちが出てもしょうがないかもしれません。実際に賃貸は気軽です。

「一生賃貸」の3つのポイント

住宅に関して迷う夫婦・カップル

 では、「一生賃貸」って幸せなのでしょうか?

 ポイントだけ先に言いますと、

1)賃貸には住居移動の身軽さがある
2)購入するより賃貸して住んだほうが良い地域もある
3)人口減少が続くなら老後の賃貸の心配はさほど必要ないのではないか

 となります。順番に述べていきましょう。

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