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日本の金メダリスト34人の“意外な所属企業”。トヨタ、ビックカメラほか19社<完全版>

ビジネス

日立製作所:清原奈侑選手

清原奈侑選手

清原奈侑選手(代表撮影:雑誌協会)

 日本のみならず世界有数の総合電機メーカーとして知られる日立製作所も、女子ソフトボール部で清原奈侑選手が代表に選ばれたことで「東京2020オリンピック」金メダリスト所属企業となった。

「技術の日立」と称される高い技術力を武器に戦うメーカーだが、近年は国内需要の落ち込みを見越してか海外への投資を加速させている。2021年7月には米国のIT企業グローバルロジックを総額96億ドル(約1兆円)で買収することも話題になった。

太陽誘電:原田のどか選手

原田のどか選手

原田のどか選手(代表撮影:雑誌協会)

 太陽誘電も女子ソフトボール部を傘下に持ち、日本有数の大企業と並んで金メダリスト原田のどか選手がいる。これまでのビッグネームと比べればやや地味さも否めないが、電子機器に欠かせないパーツのセラミックコンデンサ製造で世界上位に君臨し、2021年3月期の連結売上高は3009億円超にのぼる。

 近年は右肩上がりに業績を伸ばしており、本大会の金メダリスト誕生を機に注目が集まるかもしれない。

木下グループ:水谷隼選手

水谷隼選手

水谷隼選手(代表撮影:雑誌協会)

 7月26日の卓球の混合ダブルスで卓球王国・中国を撃破する大金星を挙げた、水谷隼選手が所属する木下グループ。今回、見事に金メダリストを生み出すことに成功した。同じく卓球オリンピック代表の張本智和選手も所属しており、卓球界では名の知れた存在だ。

 本業は「グループ」と名の付く通り、傘下に住まい・医療・福祉・教育など生活にかかわる多様な子会社を展開している。コロナ禍では、羽田空港にPCR検査センターを展開したことでも話題を呼んだ。

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