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日本の金メダリスト34人の“意外な所属企業”。トヨタ、ビックカメラほか19社<完全版>

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デンソー:川畑瞳選手、山田恵里選手

川畑瞳選手

川畑瞳選手(代表撮影:雑誌協会)

 トヨタグループに属する自動車部品メーカー最大手デンソーも、トヨタに続き、見事、川畑瞳選手、山田恵里選手の2人の金メダリストを出している。

 ここまでの2社に比べると一般知名度はやや劣るが、自動車に関する多岐にわたる部品を高い技術力で製造し、2022年3月期の売上高にあたる売上収益は5兆5400億円を見込んでいる、まさしくモンスター企業だ。

 デンソーも女子ソフトボール部が活動しており、2人の金メダリストは女子ソフトボール選手となった。

パーク24:高藤直寿選手、阿部一二三選手ら3人

阿部一二三

阿部一二三選手(代表撮影:雑誌協会)

 柔道部を有する駐車場運営企業・パーク24からは、柔道で高藤直寿選手、阿部一二三選手、素根輝選手と3人の金メダリスト、1人の銀メダリスト(渡名喜風南選手)が誕生した。

 パーク24という社名だけではピンとこないかもしれないが、街中のいたるところで見かける黄色の駐車場「タイムズ」を運営している企業と言われれば分かりやすいだろう。昨今はカーシェア事業も好調だ。

旭化成:大野将平選手、永瀬貴規選手ら3人

大野将平選手

大野将平選手(代表撮影:雑誌協会)

 総合化学メーカー大手の旭化成では、柔道部所属の大野将平選手、永瀬貴規選手、素根輝選手の3人が見事に金メダルを勝ち取った。旭化成といえば世間的には駅伝のイメージが強いものの、柔道部も1948年から活動を続け、数多くのメダルを獲得してきた古豪だ。

 同社は一般向けの製品こそ多くないが、マテリアル・住宅・ヘルスケアを三本の柱とし、コロナ禍でも堅実な売り上げを記録している。

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