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1500円で贅沢家飲みを!白ワインとコンビニ惣菜のベストマッチをソムリエが提案

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2)ゆず風味の豆とひじきのサラダ:風味とミネラル感が合う

ワイン

ゆず風味の豆とひじきのサラダ

 「ゆず風味の豆とひじきのサラダ」(138円)一口目から鼻に抜けるゆずの爽快な香りとひじきのミネラル感が、ソーヴィニヨン・ブランの柑橘のアロマと相性が抜群。

 赤いんげん豆、ひよこ豆、枝豆に混じってたまに表れるたけのこのしゃきしゃきとした食感も楽しい。そして押麦の弾力のある食感もあるので、一口味わうごとに違う食感が楽しめる。

 豆やひじきといった一見「和」の食材はワインに合わないのではと考える人も少なくないと思うが、ゆず風味に仕上げているのと、海産物ならではのミネラル感がソーヴィニヨン・ブランとよくマッチする。栄養価も高いのも好印象だ。

3)サラダフィッシュ:王道の組み合わせ

ワイン

サラダフィッシュ ペッパー味 ほぐしサーモン

 今回のラインナップだと王道でもある「白ワイン×サーモン」を「サラダフィッシュ ペッパー味 ほぐしサーモン」(246円)で再現。ほんのりとしたスモーク感が食欲をそそる。

 たんぱくで噛みごたえのあるサーモンだが、脂がしっかりのっている。サーモンの旨みのある脂とソーヴィニヨン・ブランのコクのある味わいが見事にマッチしている。

 粉末のバジルやオレガノといったハーブ類の調味料や、緑果オリーブオイルを足すと、ソーヴィニヨン・ブランとの親和性がより高くなるのでぜひ試していただきたい。

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 今回セレクトした「ソーヴィニヨン・ブラン」は、生産地によってニュアンスに相違はあれど、ワインに飲み慣れていない人でも親しみやすい味わいに仕上がっていることが多い。爽やかな香りとさっぱりした飲み心地で今の暑い時期にも最適なので、冷蔵庫でしっかり冷やしてからお惣菜とのペアリングを勧める。

<TEXT/J.S.A認定ソムリエ 吉川大智>

40か国200都市の酒場を飲み歩いたJ.S.A認定ソムリエ。バーテンダー、ワインバーマネージャーを経て現在多数のメディアで記事を執筆するライターとして活動中。日光浴と散歩が日々の生きがい
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