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アンゴラ村長に聞く、“芸人会社員”としての生き方「教育に笑いを活かしたい」

暮らし

入社した年にいきなり大ブレイク

――その入社した年にすぐ、『キングオブコント』で2位になるわけですよね。同僚や上司の反応はどうだったんですか。

アンゴラ:全ての仕事を覚えられないままテレビの仕事が増えていったんですが、ずっと応援してくれていました。もともと内定もらってから、すぐライブに来てくれたり、会社のブログで『キングオブコント』をみんなで見ている様子を載せていたりとか。本当ありがたいの一言です。

――いま、会社との関わりはどんな感じなんですか。

アンゴラ:2~3年ぐらい出社せずに籍を置かせていただいていたんですが、2021年に入って子ども向けのプログラミング教室の先生として呼ばれたり、TikTokを使った広報活動をしたりと、職を変えて戻ってきました。離れている間も「新しいオフィスができたから見にきなよ」などと定期的に連絡してくれたので、気まずいなんてこともなく。

人見知りを変えるきっかけは…

アンゴラ村長

――アンゴラさんが、社会人としての経験をしていく中で学んだことってなんでしょうか。

アンゴラ:うちの会社……他のところもそうなのかもしれないですけど、とにかく仕事の目標を達成できる人が多かったんです。でも、そうした人ほど“ゆるい”というか、余裕があってコミュニケーション能力も高いんです。ビジネスマナーっていろいろありますが、“対人間との付き合い方が上手いこと”が結果を出すうえでは大事なんだなあと。

――テレビでのアンゴラさんを見ていても、物怖じしないし取っつきやすそうに思うんですが。

アンゴラ:もともとかなりの人見知りだったんです。それがガラッと変わったのは、会社の人から学んだのもそうなんですが、(スーパー)3助さんと別れたことが大きくて。

 それまでは、どこに行くにも一緒で、他の芸人さんとのご飯会でもいろいろ話を振ってくれていたんですが、ひとりで行動するようになって、「自分が頑張らなきゃ」と人の話を聞き逃さないようにして、だんだん上達していった感じですね。

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