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20代が「ムダな会議!」と感じた瞬間ワースト10。ムダに大勢、雑談ばかり…

学び

 組織やチームで仕事を進める上で重要な役割を果たす「会議」。しかし、やり方を間違えると、単なる時間の浪費で終わり、ストレスや不満の温床にもなります。

会議 疲れた

※画像はイメージです(以下同じ)

 今回は、会議で「ムダ」だと感じることを、若い世代の働き手22~29歳の男女100人に聞きました。なかでも不満の声が多かった上位8つをご紹介します。なお、アンケートは複数回答可です。

8位:主催者が論点をちゃんと考えていない(8%)

 会議とは本来、解決すべき問題や主題があって行うもの。主催者がその論点を明確にしないと、話の方向性が定まらず、話題があらぬ方面に飛びがち。不満の高い結果となりました。

「会議の本題からずれ、全く関係のないことで協議してしまい、就業時間を大幅に過ぎてしまった」(27歳・女性・東京・会社員)

「広報的な戦略を考える3時間の会議で、時間も綿密に計画して臨んだのに、まったく異なる運用面で偉い方たちの討論が始まった。本来の議題が1時間くらいしかできず、作った資料も無駄になった」(29歳・女性・東京・会社員)

同率8位:必要以上のメンバーに声をかけてムダに大勢(8%)

 同率8位だったのが参加者数についての不満。メンバーをしぼらずに招集をかけ、やたらと人数の多い会議はムダ! という意見が寄せられました。

「営業同士で話せばいいことを延々と話し続け、その間事務員は放置されていた。やらなければならないことがたくさんあったのに無駄な時間を過ごした」(23歳・女性・兵庫・自営業)

 また、大人数の会議では意見が出づらくなるという弊害もあるでしょう。必要なメンバーを厳選することは、会議の質を高めることにもつながりそうです。

6位:集合時間にルーズで、時間通りに始まらない(14%)

 会議自体の時間ではなく、会議が始まるまでの時間に関しても、不満を感じる人が多いという結果になりました。

「開始時間になっても会議室に自分しかいない」(27歳・男性・東京・会社員)

 メンバーが集まるのをただ待つ時間はまさにムダですね。また、全員が集まらないうちに会議を進めた場合、途中から参加してきた人にそれまでの経緯を説明しなおす……という手間が発生してしまうこともあります。開始時間を守って気持ちよく会議に臨みたいですね。

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