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上司に怒られないと危険?仕事で「成長が止まった人」の共通点

学び

 こんにちは、Shinです。元戦略コンサルタントで、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定などに取り組んでいます。今回のテーマは「“否定耐性”を失った瞬間に成長はストップする」です。

落ち込む人

※イメージです(以下、同じ)

 みなさん最近、「否定された経験」はありますか?「否定」という表現が強すぎたら「叱られる」「指摘を受ける」でもOKです。「いやいや、自分はしっかり仕事をこなしているから、上司から強く指摘を受けることはないよ」という人がもしいたら、それはちょっと危険かもしれません。

若いうちは黙っていても指摘や否定をされる

 誰しも、若いうちは黙っていても指摘を受けたり否定されたりします。「こんなやり方じゃダメだ!」「これでいいと思ってんのか!?」などなど、強い口調で怒られた経験、みなさんにもありますよね。ぼくはそれが日常でしたが……。

 もちろん、このように怒られたり否定されるのが気持ちいいはずはありません。大学でのんびりと過ごしていた腑抜けな若者には、否定されっぱなしの毎日は本当にこたえます。ぼくは「仕事で怒られることがなくなれば、どんなに幸せだろうか」と思っていました。

 ただ、そんな生活にもいつか終わりは来ます。真面目に仕事に取り組み、改善を続け、ビジネスやコミュニケーションの仕組みを学ぶことで、そこまでおかしな行動をとることはなくなりますし、徐々に自分流の味付けを加えることで成果も出るようになっていきます。

 そうすることで、過去に心から願っていた「怒られないで仕事をするとても幸せな状況」が手に入るわけです。

ノンストレスで仕事ができる“危険なケース”

ビジネス

 めでたし、めでたし……と思いきや、実はそうではありません。確かにある一定程度の仕事ができるようになり、知見もたまったかもしれませんが、それは「ある一定程度」に過ぎません。

 ビジネスにおいて学ぶことは膨大にありますし、新たなことにチャレンジする際はうまくいかないのが普通であり、先人たちから「きみのやりかたは違うよ」と指摘を受けるのが通常なのです。

もしあなたが最近誰からも指摘をされることがなく、ノンストレスで仕事ができている場合、以下のどれかに当てはまります。

1. 今までと同じような仕事しかしていないため、大きなミスをしていない
2. 新たな仕事にチャレンジしているが、年齢やキャリアを笠にきて「俺を否定するな」というオーラを出しているため、周りが指摘しづらい

 これ、どちらのケースでも危険です。

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