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眠れないのはストレスのせい?「不眠の改善策」を専門医に聞いた

 寝つきが悪い、夜中に目が醒めるなど睡眠が浅い、ちゃんと寝たのに慢性的に睡眠不足のような状態が続く……。これら不眠にまつわる症状を経験した人は多いはずだ。

不眠症

画像はイメージです(以下同じ)

 厚生労働省「生活習慣病予防のための健康情報サイト」によると、5人に1人が不眠症状を訴え、60歳以上だと3人に1人が睡眠に関する悩みを抱えている。また、同じく厚生労働省の国民健康・栄養調査報告(令和元年)の統計では、20~50代で3割前後が「仕事で睡眠が確保できない」と回答した。

 国民病とも言えるほど発症している人が多い不眠症。原因や治療法、予防策にはどのようなものがあるのか、虹の森クリニック院長・坂野真理氏に聞いた。

不眠症の原因はさまざま

 坂野氏は、不眠の原因を「日々の生活でのストレスや不安、長時間労働や昼寝などライフスタイルの問題、眠れないことへの不安で不眠が悪化するケースなどさまざまです」と答えた。

 なかでも長期的に続く不眠患者の約半数は、「これまでなんらかのこころの病気があった」と調査が出ている。不眠は精神状態の悪化によって発症することが多く、うつ病を患っている人の9割に不眠がみられるという。

 さらに、コロナ禍の影響で生活環境や状況が変化し、ストレスや抑うつ気分などメンタルの不安定さから不眠になるケースも多い

飲酒・喫煙は悪影響

オンライン飲み会

 また「アルコール、たばこは睡眠に悪影響」と坂野氏は断言する。

アルコールは寝つきをよくするだけで、深い睡眠を妨げてしまい逆効果です。利尿作用から夜間のトイレ回数も増えるでしょう。また、ニコチンにも睡眠を妨げる働きがあります。喫煙歴の長い人が突然禁煙すると不眠になることもありますが、ニコチン依存が改善すれば治ります

 若い世代にも不眠の悩みは多い。令和元年における厚労省の国民健康・栄養調査報告の統計では「就寝前に携帯電話、メール、ゲームなどで睡眠の妨げになっている」と答えた人が、20代で42.9%となった。

 そのなかでもSNSやチャットの過度な利用は不眠に直結しやすい。15~19歳の高校生を対象にしたある調査では、1日2時間以上スマホでSNSやチャットを使用している人は憂うつになりやすく、ゲームや動画を見ている人よりも不眠症に陥る可能性が高いという結果も出た。

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