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かわいすぎる“上京ガール”川口葵の秘めたる野心「物件探しの人で終わりたくない」

暮らし

“物件を探してた人”で消えたくない

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――さて、「ボンビーガール」から1年が経ち、今の課題は何でしょうか?

川口:ジャンル問わずにいろいろなお仕事をさせていただきたいし、ちょっとでも成長したと毎回思ってもらえるように頑張りたいですね。女優、タレント、洋服も好きなのでモデルなど、いろいろなことに挑戦したいです。

 番組で上京してきて、「そういえばいたなあ」で消えることだけ絶対に嫌です(笑)。一時の人にはなりたくないんです。

――いずれ“ボンビーガールの人”を脱したい?

川口:そうですね。いまはまだボンビーガールで物件を探していた人だと思うので、そこから生まれた“芸能人”になりたいですね。

「芸能界は無理」言われるほど頑張れた

――世の中には夢さえも持ちにくい同世代の人もいるかもしれませんが、投げかけたいことはありますか?

川口:わたしは高校生当時、進路に迷ったときに現実的に考えたら就職することがいいと思ったんです。でも卒業しても結局決まらず、自分が一番やりたいことは芸能界だと思ったのでオーディションを受けたのですが、全然ダメで。

 諦めようかなと思ったことが何回も何回もありました。でも諦めたら後悔するとも思っていたので、一番何がしたいか自分が納得するまで考えてみるしかないんですね。今夢がなくても、考えた分だけ結果は出るはずだと思うんです。

――芸能界という夢は大きすぎるので、周囲の目は気になりませんでしたか?

川口:なりました(笑)。小学校6年間、徳島で過ごしたのですが、ずっと芸能界は無理だと思われていました。その後、神戸に出てきたのですが、基本的にそう思われるから口には出していなかったですね。

 ただ、今思うと、徳島の頃に無理と言われたから頑張れたところはあります。わたしは言われると頑張れるタイプみたいなんですよね。今だにDMで「お前なんか向いてない」みたいなメッセージも来るのですが、見返したいと思う。「お前なんか」と言われるほど頑張れてしまいますね(笑)。

<取材・文・撮影/トキタタカシ>

映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに

公開情報
ショコラの魔法』は2021年6月18日より全国ロードショー。
©みづほ梨乃・小学館/映画「ショコラの魔法」製作委員会

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