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東大・京大生の頭の使い方とは?誰でもできる「記憶法」の極意

学び

覚え方のコツを少し工夫してみよう

勉強

 記憶に定着しやすくなったとはいえ、1回覚えれば一生覚えているという訳にはいきません。そこで、反復が必要になります。

 反復のコツは、想起するときに深く記憶されるのでしたね。すなわち、「janitor、用務員。janitor、用務員……」と繰り返すのではなく、「janitorって、何だったっけ?」と自分に対して問題を出すのです。さあ、janitor? ジャニー、ター? ジャニーズ、ターン? いかがですか? 思い出せましたか?

 実は、このjanitor=用務員、TOEIC900点クラスの単語といわれています。覚え方のコツを少し工夫するだけでも、記憶の質と記憶力は格段に変わってきます。ご紹介させていただいた記憶法を、皆様の生活上で少しでもお役立てみてください。

<TEXT/記憶術講師、脳力開発研究家 吉野邦昭>

記憶術講師、脳力開発研究家。京都市生まれ。大学院で船舶工学を修了し、松下電器産業(現在のパナソニック)に入社。独立後、40歳を越えてから脳トレ・記憶法と出会い、現場での豊富な指導経験から、記憶技法を学ばなくてもスグに暗記できる『絵コンテ記憶法』を開発。経営者や社員、お客様向け講演会まで、再開催や続編のリクエストが殺到している。現在、無料セミナーのLINE登録者数5万人
オフィシャルHP:https://yoshinokuniaki.com/

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