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年収1億円起業家の「史上最大のミス」とは?誤発注で社長が激怒

学び

 仕事した人であれば失敗をしたこともあるでしょう。たとえ、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの社長もかつては仕事のミスをしていたのです。

 フリーランスを紹介するWEBコンサル事業を運営しているStockSun株式会社代表取締役の株本祐己氏@StockSun_ceo)。年収1億円の「フリーランスの王」と呼ばれ、運営するYouTube「年収チャンネル」登録者数は16万人以上(6月時点)、若い人から年配まで幅広い層で支持されています。

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左から山本絋希氏、上田風薫秘書、株本祐己氏 ※YouTube「年収チャンネル」より

 今のところ失敗知らずな感じがしますが、実は株本氏にも過去に失敗体験があったのです。本記事では「年収チャンネル」で、特に人気だった回をピックアップ。今回、登壇するのは株本氏と、StockSun上田風薫秘書、そして年収チャンネル運用担当の山本絋希氏@ss_yamamoto1994)です(YouTube「年収チャンネル」より)。

失敗1:経歴詐称の人物を紹介した

上田風薫(以下、上田):さて、今回の「教えて株本さん!」のお題は「過去に失敗した経験がありますか?」です。

株本祐己(以下、株本):経歴を詐称した人が入ってきたことかな。基本的に僕は、その人がどういう人間かというのを知った状態で、テストというか一緒に仕事した上で、クライアントさんに紹介するんだけど、その時はクライアントさんから「こういう経歴があれば何でもいいから」という感じだったの。

「僕、この人と仕事したことないんですけど、いいですか?」って言ってノールックで面談してもらったことがある。スペック的にちゃんとやってた人だなって分かるような感じだったのよ。クライアントさんもOKだったんだけど、その日の飲みの時に呼んだら、なんか違和感があるというか。

 俺と初めて食事するのに寝始めたりとか、1時間くらい経って「じゃあ僕、帰ります」って帰っちゃったり、不思議なところがあって。「大丈夫かな?」って思ってたんだけど、3日後にクライアントさんから激ギレの電話がかかってきて……。

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株本:結論、経歴詐称だったのね。その人、同じ経歴でエントリーシートガンガン出してて、そのままクローズしちゃったんだ。確かに、チャットのやり取りで質問を返してくれなかったり、言ってることがズレてたりして、違和感あったんだけどね。

 それ以降、経歴詐称は注意するようにしてますね。それが会社入ってからの失敗ですね。大きな失敗っていうのはまだないかな。

失敗2:誤発注で社長激怒

株本:(前職である)会社員時代の時に俺の中でやばかった失敗がある。10枚のDVDをBOXに詰めて販売する企画があったのね。それで「100箱1000枚なのに、1000箱1万枚作ってしまった」ことがある。

山本絋希(以下、山本):10倍作っちゃったってことですか?

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株本:そう。その時は1000箱でメールもやり取りしてエビデンスもしっかり残ってて、請求書が上がってきた時に血の気が引いて。

山本・風薫:あははは。

株本:速攻電話して、「なんとか取りやめにできないですか?」って言ったけど、「いや、もう刷っちゃったんで無理です」って言われた。しかも、その前日に社長からすごく怒られたあとだったけど、「すみません。1000箱刷っちゃいました」って。

 その時の社長のリアクションをまだ覚えてるんだけど一言目に「はっ!? はっ!?」って言われて……。1000箱作ると当然置き場所がないわけですよ。それでどうすんのってなって、いったん倉庫借りることになった。

 でも、倉庫の請求代が毎月、届くわけじゃない。1000箱なんて売れないから、毎月、毎月、倉庫からの請求書が来ると心が痛むのよ。「俺のミスによって今月この金額かかっちゃった」って、その後も引きずるミスはへこむよね。

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