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「名古屋転勤は絶望」に猛反論。東京よりずっと住みやすい、名古屋の魅力

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名古屋で「地獄の通勤ラッシュ」とお別れ!

 さらに、名古屋圏の主要鉄道路線の混雑率(2019年度、最混雑時間帯)も132%と比較的低い(東京圏では163%)。

 また、首都圏では盆休みや年末年始などの長期休暇中は新幹線・高速道路が軒並み混雑するが、名古屋ではそうした混雑も首都圏ほど激しくはない。渋滞に巻き込まれてレジャーやライブ、イベントが台無しに、ということも首都圏に比べると圧倒的に少なくなる。

「毎日の通勤ラッシュに疲れてしまった…」という人は、名古屋に転勤して「地獄の通勤ラッシュとお別れ」してみてはどうだろうか。

名古屋

高架の専用路を走るガイドウェイバス。名古屋市内では専用レーンを走る「基幹バス」や専用軌道を走る「ガイドウェイバス」が整備されており、路線バスも渋滞に巻き込まれにくい(名古屋市東区・北区)。提供:都市商業研究所

 東京より少し通勤がラクになるかも知れない名古屋生活――少し「転勤してみたい」という気分になっていただけただろうか。しかし、いくら家賃や物価が安いと言っても、「本当に名古屋にも東京と変わらないクオリティのショッピングスポットがあるのか」と思う人もいるかも知れない。果たして名古屋のショッピングに魅力があるのか……。本連載では引き続き「名古屋の魅力」について紹介していきたい。

<取材・文・撮影/ナカガワタイガ・若杉優貴(都市商業研究所)>

若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体『都市商業研究所』。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitter:@toshouken

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