LINE Payカードがお得にリニューアル!ただし面倒な条件の追加も…
2%という高い還元率で、2016年に登場して以来クレジット界の王座に君臨してきたLINE Payカード。しかし、今年6月に無条件での2%付与が終了してしまったことは、本サイト既報のとおりです。
現在は相対評価によるランク制が導入され、最高のグリーンランクであれば、月10万円の決済までは2%が付与されます。
しかし正直、どのくらい利用すれば2%の維持できるのかわからない相対評価の中、LINEの顔色を伺いながら利用していくのはなかなか厳しい状態と言わざるを得えず、他サービスへ移住する人も増えていました。
相対評価、上限額10万円、やっぱりやめました
LINEはこの状況に危機感を持ったのか、7月23日にランクごとの還元率と、ランクの評価基準変更をアナウンス。なんと、8月からは曖昧な相対評価を止め、決済額による絶対評価を設定すると発表がありました!
目まぐるしく制度が変わっていき、ついていくのも一苦労ですが、どう変わったのか一緒に確認していきましょう……。
1つめの変更点は、ランクごとの還元率。これまではホワイト0%、レッド0.5%、ブルー1%、グリーン2%という還元率でしたが、変更後はホワイトとレッドの還元率がそれぞれ0.5%と0.8%に引き上げ。
ライトユーザーも還元を享受できるようになりました。
そして今回の目玉が、この還元率を決める評価基準の変更。これまでの相対評価から絶対評価となり、どうランクが決まるのかが明確になりました。LINEが定める評価基準は以下の通りです。
《ホワイト》決済金額 :0円~9999円/月
《レッド》決済金額 : 1万円~4万9999円/月+送金:月間1人以上のユーザーへ送金
《ブルー》決済金額 : 5万円~9万9999円/月+送金:月間3人以上のユーザーへ送金
《グリーン》決済金額 : 10万円/月+送金:月間5人以上のユーザーへ送金
これによりどうすればグリーンランクを維持できるのかがハッキリし、利用計画も立てやすくなりました。
月10万円であれば支払いを集約すればいけない額ではありませんし、これまでの2%を維持するのもなんとかなりそうです。また、決済額とは別に、「送金」という文字が見えますが…こちらについては後ほど解説します。
そして最後の変更点は、ポイント付与対象となる決済額の引き上げ。これまでは月10万円までがポイント付与対象でしたが、8月からは100万円までが付与対象に。これで大きな買い物もお得にすることができます。
以上3つが大きな変更点です。ここからは注意事項について解説しておきます。