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コロナ禍で謎の体調変化が。「身体がおかしい…」30代男性の悩みの正体

コラム

 コロナ禍の生活様式の変化で、ストレスによる体調不良を起こす人が増えているようです。

めまい

※イメージです(以下、同じ)

 都内のIT関連会社に勤務する永山裕翔さん(仮名・30歳)もその1人です。コロナ流行前はめったに風邪をひくこともなく、至って健康体だった永山さん。しかし、2020年の春頃から突然、体調が変化したと話します。

コロナ禍に原因不明の体調不良

「最初に体調の変化を感じたのは、2020年4月の緊急事態宣言で在宅勤務になったときです。家のデスクで仕事をしていて何気なく立ったとき急に立ちくらみがして……。それから頻繁に立ちくらみが起こるようになって、座り込んでしまうとしばらく立てない状態でした。病院に行っても原因は分からなかったのですが、在宅勤務で偏った食事や夜更かしが続いていたからかなと思っています。

 抗めまい薬を処方してもらい、1か月ほどで治りました。病院に4回ほど行ったので、聴力検査なども合わせると2万円ほど医療費がかかってしまいましたね……」

 これはかなり痛い出費。しかし、永山さんの不調は続きます。

「次の体調不良は昨年の夏頃でした。朝起きると、鼻水、くしゃみが止まらなくなったんです。さらに肌荒れや頭皮のかゆみまで起きるように。最初はすぐに治るだろうと放置していたのですが、頭皮のかゆみが寝ているときにさらにひどくなってしまって……。無意識で掻きむしってしまったようで出血してしまったので、これはマズいと慌てて病院に駆け込みました」

さらにアレルギー症状が追い討ちを…

薬

永山さんが服用する薬の数々

 永山さんはさまざまなアレルギーの検査を受けた結果、スギ、ヒノキの花粉症の他にハウスダストアレルギーということがわかりました。

「今まで、花粉症になったことは一度もないし、若い頃にバックパッカーをしていたときは、不衛生なアジアの安宿に泊まっても、全然平気だったのに。自分の身体じゃなくなるように体調が変わっていきましたね」

 アレルギーはコロナ禍とは直接関係ないとは思いますが、くしゃみや鼻水、倦怠感などの症状がコロナと判別がつきづらく、かなり厄介だったそうです。

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