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毎日スマホばかりはNG。東大教授が語る「思考習慣がない人」14の特徴

学び

 近年は、新型コロナの感染拡大や自然災害など、複雑で不確実で変化が激しい「VUCA(ブーカ)の時代」(※Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguityの頭文字をつなぎ合わせた造語)と言われています。VUCAの時代の新社会人には、どのような人材が求められているのでしょうか?

新社会人

画像はイメージです(以下同じ)

 さまざまな会社に聞いた求める人材像のトップは「自分で考えて動ける人材」です。よく考えられている人は、仕事が早く、周りの人との差もつき、結果を残したり、成功することができます。また、望んだ人生にも近づくことができます。

 そこで今回は東京大学教授・数理物理学者の著者が「成功を掴むために、新社会人が身につけたい能力」について紹介します。

※本記事は『東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣』(あさ出版)から再編集し、抜粋しました。

頭が良い人は考え続けている

 中学生のころ、私は高校受験で失敗し、受験した高校をすべて落ちてしまいました。そのことにショックを受け、3日間も寝込んでしまいました。それを機に、進学した公立高校で必死に勉強し、東京大学に合格することができたのです。

 しかし、東大に入ったものの、そこには天才がウジャウジャ……。私はさらなるショックを受けたのです。

 そんな中、頭の良い人はなぜ頭が良いのかを観察し、分析する癖がつきました。そこで分かったのが「頭の良い人は、考えているのではなく、“考え続けている”」ということでした。

考え続けるためには、考える力が必要

考えるビジネスマン

 考え続けるといっても、まずは考える力が必要です。考える力と聞くと、「みんな当たり前に使っている力じゃないの?」「考えることに力が必要なの?」と思われるかもしれません。

 みなさんは、いつもどのように考えているでしょうか? また、考える力を鍛えているでしょうか?

 もしもあなたが、毎日スマホやパソコンばかり見て、自分で考え続ける習慣が身についていないという自覚があるのなら、まずは危機感を持ちましょう。

 なぜなら、複雑で不確実で変化が激しいこれからの時代は、考え続けられる人と考えられない人の差がどんどん広がっていくからです。特にこれから紹介する14項目の中で当てはまるものがある人は要注意です。あなたもさっそくチェックしてみてください。

東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣

東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣

やりたいことも、転職も、副業も、人間関係も、生き方も、「思考習慣」があれば解決に近づきます。 本書では、あらゆる物事をどのように解決できるか「思考体力」を使って考え続ける「思考習慣」についてご紹介します。

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