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今の職場が不安だったら…5万円から始める「週末起業」のすすめ

学び

「このままこの会社に一生勤めるのか?」「自分の本当にやりたいことは?」

 そんなことを考えたことありませんか? とはいえ、独立して起業したり、フリーランスとして働いたりするのはちょっとまだ勇気がない。そんな人におすすめなのが「週末起業家」です。

プレゼン

※画像はイメージです(以下同じ)

 今回は、私がサラリーマン時代に培ったいくつかの事業立ち上げの経験や、33歳で起業をし、現在は企業の代表として400人以上のアシスタントをマネジメントする経験から週末起業家を始める際のコツや視点を紹介したいと思います。

週末起業家とは何か?

 まず、ここで言う「週末起業家」とは「会社員として働きながら、週末などまとまった時間を利用して自分のビジネスを立ち上げている起業家」のことです。

 東芝やシャープなどの大企業が倒産の危機にさらされるとは10年前では誰も想像しませんでした。大企業が安泰である時代はとうの昔となり、変化のスピードが早くなると、社員であることへのメリットが薄くなってきているのも事実。

 以前は、新卒で入った会社に定年まで勤め上げるというのが一般的でしたが、現代では一生同じ会社で勤めるのは考えにくいし、そう思う人は多いのではないでしょうか。

 週末起業家のメリットは3点。

1:複数の収入源を持てる
2:自分が好きなことを好きなペースで進めていける
3:会社員でいながら、今までとは違う人脈を作れる

 ただ、勘違いしてはいけないのは「楽して儲けられる」わけではないことです。

 ビジネスである以上、常に競争原理に巻き込まれるし、常にブラッシュアップしないと淘汰されるのが摂理です。「楽に儲けたい」というモチベーションだけでは、むしろ大損失となる可能性もあることを注意しておきます。

知識?スキル?成功するためのビジネスの選び方

「特別なスキルや知識もない自分は、一体何をビジネスにしたらいいのか?」

 ビジネスの選び方はすでに多くの人が著書などでも語っていますが、改めてここで言うと次の3つの軸が挙げられます。

1:【好きなこと】から考える
 好きなことというのは、無意識にやっていることや、ずっとやっていても苦じゃないことのことです。

・プレゼントを選ぶときは楽しくてワクワクする!
・絵を描くのは何時間でも没頭できる!
・週末のホームパーティのメニューを考えると時間があっという間に過ぎる!

 などです。それが思い浮かばなかった人は、逆の発想=好きじゃないこと、やりたくないことで考えてみてもいい。

・ずっと同じ作業を永遠に続けるのはすぐに飽きる
・メールや手紙などちょっとしたものでも、文章を書くことは苦手

 など、自分がとにかく嫌いでやりたくないと思うことを列挙していっても、そこから着想できることがあるので、よいかもしれません。

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