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バーで「ざっくり注文」が格好良くキマるコツ<20代ビジネスマンのためのバー入門>

 前回はバー初心者の気になるところを、銀座「BAR 保志IRIS」店長・細田侑由さんに伺いましたが、2回目となる今回はより詳しくオーダーの仕方について教えていただきました!

お酒に詳しくなかったら、イメージを伝えれば◎

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【細田侑由】バーテンダー。石川県出身。銀座「BAR 保志 IRIS」店長。第9回マリーブリザール・カクテルコンペティション(2016年度)、第29回N.B.A.ジュニア・バーテンダー・カクテル・コンペティション(2017年度)、ロン サカパ カクテルコンペティション2018 ファイナルにてそれぞれグランプリを受賞した実力派バーテンダー。オリジナルカクテルに「シャ・ノワール」がある。

――前回も少し触れましたが、オーダーの仕方をより詳しく聞かせて欲しいです。オススメの注文の仕方ってあるのでしょうか?

細田侑由(以下、細田):お酒のオーダーの仕方で多くの人が思い浮かべるのが映画『007』の名シーン「ウォッカ・マティーニを。ステアではなくシェイクで」のようですね(笑)。でも、こんな風に事細かに注文しなければいけない、ということでは全くないんですよ。

 お酒の種類が分からなかったら、「さっぱりしたものを」など簡単にイメージを伝えれば大丈夫。実は一番困るのが「なんでもいい」というオーダーなんです。

 やはりお口に合うものを召し上がっていただきたいので、お酒に詳しくなくても最低限、苦手なお酒とフルーツだけは伝えてもらいたいです。それだけ分かればバーテンダーは何かしら提案できるので。

フルーツ

フルーツで選べば味がイメージしやすい

 また、フレッシュフルーツのカクテルならば、味も想像しやすいので初心者の方にはそちらもオススメです。頼み方は簡単、その日お店にあるフルーツを聞いてそこから選ぶだけ。お店によっては初めからカウンターに置いてあるところもあります。

――なるほど。確かにフルーツを選ぶだけなら簡単ですね。最初の1杯に良さそう!

ちょっと慣れてきたら、ベース酒でオーダーしてみる

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細田:もう一歩進んだオーダーの仕方はベース酒を指定することでしょうか。呼び名の通り、カクテルの土台となるお酒がベース酒。

 ごくざっくりと説明すると、そこに果汁や炭酸水などを混ぜたものがカクテルなんですね。そして、カクテルのベース酒は、基本的にジン、ウオッカ、ラム、テキーラ、そしてウイスキーなどの醸留酒。

 ジンは原料のジュニパーベリー(杜松の実)の爽やかな風味がありますし、ウオッカはほぼ無色無香のクリアな味わいだったり、サトウキビを原料とするラムは甘い風味だったりと、それぞれ個性があるので試していただきたいですね。

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