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入居者の7割はツイッター経由。ゲーマー特化型の「不動産投資」で稼ぐコツ

マネー

 新規参入者が増え続ける一方、金利動向や人口減少など懸念点も多い不動産投資業界。しかし、どんな有事にあっても独自性で勝負し、成果を上げる勝ち組も存在する!

 金利上昇の話題が世間を賑わす昨今、借り入れに影響を受ける不動産投資家の多くが不安を募らせている。しかし、そんな正念場にあっても成果を上げているのが「コンセプト賃貸」だ。

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カワマン氏が運営するゲーミングシェアハウス。広々と設計されているゲーム用の作業スペースは個室ではないものの、ゆとりがあるため、各々がゲームに集中できる環境になっている

コンセプト賃貸が激増中!

 猫との共生を前提とした部屋づくりや、筋トレ環境を充実させた集合住宅など、特定のニーズに強く応える物件の人気は揺らいでいない。不動産投資家のカワマン氏@riverman103)は自身がゲーム好きなこともあり、趣味と実益を兼ねた「ゲーミングシェアハウス」を運営。

 2019年の夏に1棟目を東京でオープン後、物件数を3棟まで増やしており、さらに現在、次の1棟を開業準備中と順調に規模を拡大している。

「ゲーミングシェアハウスの入居者はゲーム好きという共通点はありますが、全員がプロレベルというわけではなく、その属性は幅広いです。スポンサーがつくレベルの現役プロゲーマーもいれば、プロ志望や、趣味でゲーム実況をやりたい人、ライトなゲーマーなどさまざま。ゲーム好きという共通点があるので一般的なシェアハウスやアパートと違い、住民同士の距離が縮まりやすく、皆さん、積極的に交流しています

 さらにコロナ禍にあっても入居希望者が絶えない理由をカワマン氏自身は次のように分析する。

「同じ趣味の人との繫がりや場への愛着こそ空室が出ない大きな要因だと考えています。それにゲーマーはIT系の仕事に就く傾向があるので、他業種で働く人に比べてコロナ失業が少ないようです」

想定家賃7万円物件が「月30万円」を稼ぐ

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カワマン氏のゲーミングシェアハウスの間取り。「個室形式にすると新規に壁や建具、エアコンが必要となり、改修費用を家賃に反映せざるを得ません。リフォームを最小限にすることで、家賃を低めに設定できるようにしています」(カワマン氏)

 カワマン氏のシェアハウスは部屋に複数の2段ベッドを設置するドミトリー形式。簡素な印象の内装だが、これには「地方から上京する人を支援したい」とのカワマン氏の考えが反映されている。

「上京する若いゲーマーのファーストチョイスになるような賃料設定にしています。たとえば、亀戸エリアで普通のアパートを借りるとなると最低でも月6万円の家賃と初期費用が必要ですが、こちらは共益費込みで4万円。

 オンラインゲーマーにとって回線速度は生命線なので、ゲーマーの間で評価が高いNURO光を導入。高速回線がない地方から上京した人から特に喜ばれています」

 カワマン氏がシェアハウスとして運営する物件は亀戸や大島など23区内で交通の便に優れる一帯で80平米程度の戸建て。築古のため、購入価格は1000万円にも満たないが、リフォームに500万円近くかけているという

「さらにネット環境の整備や備品の購入のため、月2万~3万円はかけていますが、それでも普通に賃貸に出したら適正家賃は7万円。そこをシェアハウスにすることで月30万円は見込めるため、回収は決して難しくはありません

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