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稼げない“年収200万円台”弁護士の実態。31歳で食器洗いのバイトに

学び

稼げると稼げないの二極化が進んだ結果

秋山謙一郎氏

秋山 謙一郎氏

「そこに入れれば勝ち組へのスタートラインに立ち、1年目から年収1000万円に届く人もいる。しかし、それ以外のその他大勢は自力で就職活動するしかありません。

 地道に活動して街弁に就職できればまだいいほうですが、それすらも難しい若手弁護士のなかには弁護士の信用度と知識を活かして講演講師やYouTuberとなったり、弁護士資格の必要のないITや教材作成・販売、資産運用などの仕事をしたりして収入を得ている人もいるようです

 良い案件は著名な法律事務所や腕に自信のある有力弁護士に集中。勝ち組のレールに乗れず、営業力もない弁護士との収入格差は開くばかりだ。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【秋山謙一郎】
経済ジャーナリスト・AERA、週刊ダイヤモンドに寄稿。著書に『弁護士の格差』(朝日新書)、『ブラック企業経営者の本音』(扶桑社)『友達以上、不倫未満』(朝日新書)など

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