JTB、オリエンタルランドetc.コロナ不況の「旅行・レジャー業界」人気9社を分析 | bizSPA!フレッシュ

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JTB、オリエンタルランドetc.コロナ不況の「旅行・レジャー業界」人気9社を分析

ビジネス

 就活生や転職者が「この会社・業界ってどうだろう?」と思った時、強い味方になるのが「口コミサイト」です。

仕事

※イメージです

 昨今では、現役社員やOBが体験談を投稿できる口コミサイトが多数登場していますが、ネットの情報だけで、どこまで企業・業界のことがわかるのでしょうか?

 そこで、今回は「GoToトラベル」の中止などで連日話題となっている「旅行・ホテル・旅館・レジャー業界」について、就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」(オープンワーク株式会社)のデータをもとに、主力企業の特徴を比較しました。

旅行・ホテル業界「チャート形式」で比較

旅行

図:旅行・ホテル・旅館・レジャー業界の口コミ数が多い企業(9位まで)

「旅行・ホテル・旅館・レジャー」業界については同カテゴリの企業が4,041社あり、すべてを紹介するのは難しいため、口コミ数が多い企業に絞ってご紹介します。結果、上位9社は下記の通りでした(※順位・口コミ数・評価・ランキング画像は記事作成時の2020年12月13日時点のスコアを使用。また業界9社の口コミ合計は約1万8000件。ただし1人で複数項目の書き込みをするため口コミ数=人数ではない、以下同)。

【口コミ数が多い企業】
1位:株式会社JTB(評点 3.17)
2位:株式会社エイチ・アイ・エス(評点 3.03)
3位:株式会社マルハン(評点 3.81)
4位:クラブツーリズム株式会社(評点 3.38)
5位:リゾートトラスト株式会社(評点 3.18)
6位:株式会社オリエンタルランド(評点 3.52)
7位:株式会社ダイナム(評点 3.73)
8位:株式会社ABC Cooking Studio(評点 3.37)
9位:株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(評点 3.46)
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「旅行・ホテル・旅館・レジャー業界」で特徴的なのは、口コミ数上位企業の多くが旅行代理店・レジャー業界に集中していることです。旅館に相当する企業は1社もありませんでした。そして、口コミ数上位9社の平均評価が3点台におさまり、4点台の会社が存在していません。

 この点を踏まえて、上位9社で評価が共通している項目・会社ごとに評価が異なる項目を確認しました。結果、上位企業それぞれが異なるグラフの形状となっており、評価が共通している項目はありませんでした。そこで、特に上位9社間で差が大きい「人材評価の適正感」「待遇面の満足度」について見ていくことにします

旅行・ホテル業界「人材評価の適正感」

ABC

※「ABC Cooking Studio」公式サイトより

 まずは「人材評価の適正感」について、スコアが高い順に企業を並び替え、上位企業を確認してみましょう。

【人材評価の適正感ランキング】
1位:アイ・ケイ・ケイ株式会社
2位:株式会社遊楽
3位:株式会社ABC Cooking Studio
4位:ヒルトン・リゾーツ・マーケティング・コーポレーション
5位:株式会社ユーコー
6位:株式会社ランシステム
7位:株式会社マリオットバケーションクラブインターナショナル
8位:株式会社KPG HOTEL&RESORT
9位:株式会社ベガスベガス
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圏外:クラブツーリズム株式会社(2.5)
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 1位のアイ・ケイ・ケイは佐賀県伊万里市に本店を置き、挙式・披露宴に関する企画・運営などのサービスを提供する企業です。口コミ数上位の企業でランクインしたのはABC Cooking Studioのみです。また、口コミ数上位の企業の中でスコアが最も低かったのはクラブツーリズムで、スコアは2.5でした。

 イメージがつかみやすいよう、「人材評価の適正感」観点で評価が高い企業のコメントと、口コミ数上位の中で「人材評価の適正感」観点が低めの企業のコメントを紹介します。

【平均評価が高い:ABC Cooking Studio社員の口コミ】
評価が明確。ノルマを達成するか否か。とくに技術は必要ない。頑張り方を覚えれば、ちゃんと結果が残せて、評価もされ、査定にも影響するので、結果が残せたら、転職する時の自分の武器になると思う(営業、在籍3年未満、女性)

【平均評価が低め:クラブツーリズム社員の口コミ】
昇格には苦労する。上司、人事に気に入ってもらえないとなかなか昇格できない。すると給料も上がらない(営業、在籍15~20年、女性)

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 ABC Cooking Studioの本指標のスコアは「4.2」と高い水準にあるので、「評価基準が明確であればよい」というのが大まかな傾向であると言えそうです。逆に、「上司・人事の評価がすべて」と感じられるような制度になっている場合は、適正感が低めに出てしまう傾向があると考えられます。

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