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DeNAを辞めた20代女性が、パラレルキャリアを歩めた理由「好きなことを仕事に」

ビジネス

コロナが独立を後押ししてくれた?

「仕事が仕事ではない感覚なので、あえて仕事の日や休日を作らずともストレスも溜まらず、平気な人なんですよね。好きなことを仕事にできているので、我慢もしていないです。ただ、やはり人を相手にするので、私にはこの方をサポートできないかも、幸せにしてあげられないかもと思ったら、他の方を紹介します。私という人間は一人しかいないので、できることに限界もあります」

 さらに自身の独立経験を生かして、好きなことで独立したいと考える人には、こう背中を押したいといいます。

「独立したいのであれば、自分の理想の生活をしている人の環境に飛び込むことが大切だと思います。実際に月収100万円以上を楽しく稼いでいる女性はいくらでもいます。そういう方々とお会いしているうち、できる・できないの前に、やる・やらないかの差だと気づきました」

白鳥

現代版シンデレラストーリー「JISEDAI PRINCEE」を体現し広めていきたいという

私はコロナの波が来る直前に決断しましたが、それでも結果オーライだったと思っています。時代に合わせて、自分が変わっていかないといけない。会社がどうにかしてくれると、受け身で待っていたら淘汰されてしまいます。会社に所属していても、自分を強く持って欲しいというのが、私からのメッセージです。

 ただし、好きなことを仕事にしたいのであれば、いきなりの独立は進めません。好きなことを仕事にってよく聞きますが、実はそんなに簡単なものではなくて、本当に自分の全てをかけてもやりたいことなのかと深掘りをしていくと、違った回答に至ることもよくあります。何がやりたいかよりもどうなりたいか、自分の人生ストーリーのビジョンを大切に、選択をして欲しいですね」

<取材・文/今色彩夏>

大学卒業後、某上場企業のコンサルティング兼営業として従事。学生時代に「ラグビーワールドカップ2019®」の組織委員会に取材し、フリーペーパー作成やライフスタイルブランドのオウンドメディアで執筆。また、地方創生をテーマにしたKBS京都の番組にレギュラー出演。Twitter:@imairosayaka

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